「デュヴェルジェの法則」の版間の差分

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ゲーム理論よりは社会選択理論の方が相応しい。と、近年の追試。
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==動作原理==
本法則は経験則として確立されたが、一部の[[社会選択理論]]に携わる人々は[[ゲーム理論]]からの[[演繹法|演繹]]を試み、成功している。代表的な研究者として[[ウィリアム・ライカー]]や[[ゲイリー・コックス]]が挙げられる。詳細は[http://www.geocities.com/hikachu/2BAModeler.html#Duverger's%20Law 数理政治学:Duverger's Law]。
 
同じ選挙区で何回か選挙・世論調査が行われると、各候補者の得票数を有権者はある程度予測できるようになる。
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[[田中角栄]]は経験的にこのことを熟知していたので、[[中川一郎]]の[[派閥]]([[自由革新同友会|中川派]])は失敗すると予言した。
 
選挙制度改革において、小選挙区制度を導入すれば二大政党制が誕生するとさかんに喧伝された。しかし現在では、デュベルジェが二大政党制が確立するのに20年から50年間の期間を想定していたことや、近年の追試結果([[デュヴェルジェの法則#概説]]を参照)を考慮していないと指摘する政治学者もいる。
 
[[日本共産党]]や[[社会民主党]]はこの法則が働き、[[民主党 (日本 1998-)|民主党]]などの候補者に票が流れることを懸念し、党大会などでも言及している。