「適応度」の版間の差分

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'''適応度'''(てきおうど、英語''fitness'')は[[生物学]]で用いられる用語である。
 
簡単な定義としては「ある生物個体がその生涯で生んだ次世代の子の数」
字義通りに理解すれば、その生物個体がどれほどその生活する環境に適応しているかを示す値である。しかし、一般的には[[自然選択説]]の考えに立ち、より多く子供を残すものが進化に勝ち残るのだから、簡単な定義としては「ある生物個体がその生涯で生んだ次世代の子の数」とされる。
とされるが、
 
しかし、これには出産数や出産間隔など直接的に繁殖に関わる特性だけでなく
筋力や視力、体の大きさといった多くの特性も間接的に関わってくる。
筋力や視力、体の大きさといった多くの特性も間接的に関わってくる。このことから、適応度はその個体が生物として繁栄していく能力を総体として捉えるための概念として用いられている。
このことから、
適応度はその個体が生物として繁栄していく能力を総体として捉えるための概念として用いられている。
 
==文献==