「第一興商」の版間の差分

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株式会社'''第一興商'''(だいいちこうしょう、[[英語|英称]]:''Daiichikosho Co., Ltd.'')は、[[業務用]][[カラオケ]]・コンテンツ関連の会社。[[業務用]][[通信カラオケ]]では業界最大手。
 
また放送事業にも参入しており、[[衛星放送|CS]]で3つのチャンネルを放送している他、レコード会社23社を完全連結子会社として傘下に収めている(うち2社は完全子会社)
 
 
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=== 業務用カラオケ事業 ===
; [[通信カラオケ]][[DAM (カラオケ)|DAM]]
: 業務用通信カラオケ機器。シェアは業界最多
; [[デンモク]]
: 検索が可能なタッチパネル式のリモコン
; [[DAM (カラオケ)|DAM]]ステーション]]
: ブロードバンド情報端末DAMステーションを利用したコンテンツサービスの展開。
 
=== Web配信事業 ===
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=== 音楽ソフト製作・販売会社 ===
*株式会社[[日本クラウン]]株式会社
*株式会社[[徳間ジャパンコミュニケーションズ]]
*株式会社ファーストディストリビューション
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== 専属楽曲独占使用疑惑 ==
1992年に[[エクシング]]の通信カラオケ[[JOYSOUND]]のサービスが開始された当時、未だDAMサービスが開始されておらずいなかった(1994年に開始)ことからJOYSOUNDが[[パブ]]や[[宴会]]などの「ナイト市場」でJOYSOUNDが優位にならないよう、ナイト市場で歌われる事の多い[[専属楽曲]]の配信を食い止める為、[[専属楽曲]]を保有する大手レコード会社8社にエクシングへの専属楽曲開放承認を1~3年程度遅延するように要請した。
事実としてエクシングに専属楽曲の提供(開放)が成されたのはDAMサービスが開始された1994年以後となり、ついに1997年、これまで業界シェア首位だったJOYSOUNDが2位に転落後発のDAMがトップとな首位に立ってしまった。
 
そして、2001年に上記のレコード会社2社(日本クラウン・徳間ジャパン)を買収によってり相次いで傘下に納めた後、エクシングに対しクラウンと徳間ジャパンが保有する専属楽曲計67曲の開放を同年12月中で打ち切りにする事(契約更新拒否)にする事を通告した上、その後第一興商の子会社・販売会社等の営業担当者をJOYSOUND設置店に出向かわせ、設置されているJOYSOUND機器で一部専属楽曲を実際に演奏し、それらの楽曲は非許諾のもので違反であり、今後演奏出来なくなると言いDAMへの設置替えをさせたり、クラウンと徳間ジャパンの専属楽曲リストを配布するなどしたとされる。
 
これを受け、2002年10月に[[公正取引委員会]]が第一興商本社へ立ち入り検査を実施すると、第一興商は事実を否定しつつも、再びエクシングに対するクラウンと徳間ジャパンがエクシングに再び専属楽曲の開放承認した。
 
このような経緯から、2003年11月に[[独占禁止法]]違反(不公正な取引方法)で[http://www.jftc.go.jp/pressrelease/03.october/03103101.pdf 第一興商に排除勧告を出した]が、11月に[http://www.dkkaraoke.co.jp/news/press/031110.html 第一興商側が不応諾すると発表した]ため、12月に公正取引委員会は[http://www.jftc.go.jp/pressrelease/03.december/031209.pdf 審判開始決定をした]。<br />
この審判の[[参考人審訊]]は2006年4月以降も行われる見込みである。