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差分

この手法を進める際の大きな障害は、適切な意味論的領域を決定することが容易な仕事ではなく、様々な難しい[[存在論]]的問題を生じる点である。また、論証の理解と評価に関して何か有益なことを見出す以前に、受け入れられる意味論的理論を見出せない可能性もある。このため、純粋意味論的手法は実際の会話にもっと容易に適用可能な他の手法に取って代わられた。
 
[[確率]][[経済学]][[物理学]]などに関する論証について、対象となる現象の[[モデル (自然科学)|モデル]]を利用できるなら、意味論的な問題の一部は解決する。この場合、モデルを使って意味解釈を限定でき、論証の妥当性はその抽象モデルに還元される。このような還元は自然科学で広く行われており、モデルについて合意できるなら社会問題を論じる際にも有効である。残念なことに、そのような還元が行われることはめったになく、社会政策についての論証が十分な評価をされることはほとんどない。
 
別の手法として、少なくとも論証と社会的相互作用が密接に関連しているときに、論証の[[語用論]]を確立する手法がある。論証の目的が個人間の意見の相違を解決することである場合、これは非常に有益である。
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