「3年B組金八先生)/history20180113」の版間の差分

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*概要
:物語は2年前に卒業した教え子たちの[[同窓会]]の話から始まる。3B卒業生の九十九弥市(大堀英樹)が「[[自衛官]]になる」と金八ら教員に告げると、それに驚いた彼らはなんとかそれを思いとどまらせようとする。たとえば、金八は「人殺しになるな」と言い、3B同窓会で[[日本国憲法]]の各条文を一人ずつ指名して読ませ、意図的に[[日本国憲法第9条|第9条]]をその生徒に読ませている。そして最後に、金八から卒業生へ「贈る言葉」が話される。
:以上はあくまでドラマ内での設定であるが、卒業生一人の職業選択に金八をはじめ桜中学の校長までもが強硬に反対するストーリーには、自衛官への[[職業差別]]を助長する放送内容となりかねない。武田自身も他メディア(TBSラジオ「日産[[NISSANミッドナイトステーション]][[人生真ん中あたり]]』」)でその内容に疑問を呈している。
:これには教職員組合を中心とした戦後教育界の自衛隊に対するネガティブな見方ばかりでなく、[[1962年]]の[[東芝]][[日曜劇場]]「ひとりっ子」(RKB毎日放送製作、兄を特攻で失った青年が防衛大への進学をめぐって思い悩むストーリー)の放送中止をはじめとして、自衛隊を扱ったいくつかのドラマや広報番組が政治的理由や苦情によって改変・打ち切りに追い込まれた放送界の教訓もみられ、保革対立の時代において当時から議論の絶えないテーマであった。
※このスペシャルでは坂本金八は担任を持たず。この時の3年B組担任は[[3年B組貫八先生|貫八先生]]。