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'''アメリカ陸軍航空軍'''('''{{lang|en|United States Army Air Forces}}''',AAF アメリカ陸空軍とも)はかつて存在した[[アメリカ陸軍]]の部門。[[アメリカ空軍]]の前身である。[[1941年]]に[[アメリカ陸軍航空隊]](US Army Air Corps)の再編によって設立され、[[1947年]]にアメリカ空軍となった。
 
== 概要 ==
[[航空機]]の性能の向上及び[[1939年]]の[[第二次世界大戦]]の勃発に伴い、アメリカ陸軍航空隊に於ける航空兵力の整備・増強が行われていた。この航空兵力の整備拡大に伴い、1941年[[6月20日]]に陸軍航空隊を再編し、陸軍地上軍(Army Ground Forces)と同格かつ地上軍と分離されたアメリカ陸軍航空軍が編された。AAFは陸軍参謀本部の直接指揮を受け、初代の司令官には[[ヘンリー・アーノルド]][[少将]]が着任した。
 
1941年[[12月]]に[[アメリカ合衆国]]が大戦に参戦すると、ヘンリー・アーノルドは[[12月15日]]に[[中将]]に昇進した。大戦中は[[アメリカ統合参謀本部]]に於いて、陸参謀総長[[ジョージ・C・マーシャル]]とAAF司令のアーノルドは、事実上ほぼ同格の扱いを受けることとなった。
 
戦争中も継続して、兵力の整備・増強規模拡大が続き、1941年12月時点で12,297機・24,724名であった兵力は、[[1945年]][[8月]]には63,715機・2,253,182名となった。
 
大戦終結後は復員により、規模は大幅に縮小し、一部機材は州兵へ移管された。[[1946年]][[2月]]にアーノルドは退役し、後任に[[カール・スパーツ]]がいた。陸軍航空軍は陸軍地上軍から独自性を持って発展してきていたが、[[1947年]][[9月18日]]に国家安全保障法により陸軍より独立し、アメリカ空軍(USAF)となった。
 
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