「フライング・スコッツマン」の版間の差分

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[[1963年]]からは、出力2460馬力のクラス55[[ディーゼル機関車|電気式ディーゼル機関車]]"''Deltic''"(デルティック)が牽引機となる。[[1976年]]からは'''"HST"'''(High Speed Train)とも呼ばれる'''"InterCity 125"'''(クラス43[[ディーゼル機関車]] + Mark 3 客車)が投入されて、最高速度 200 km/h 運転となる。[[1990年]]に東海岸本線の全線電化が完成してからは'''"InterCity 225"'''(クラス91[[電気機関車]] + [[イギリス国鉄マーク4客車|Mark 4 客車]])となり、最高速度が 225 km/h に引き上げられて、現在に至っている。
 
[[1990年]]に発足した[[ジョン・メージャー|メージャー]]政権は鉄道民営化を掲げ、[[1994年]]にイギリス国鉄を民営化、旅客輸送事業のフランチャイズ制が導入されたことにより多数の旅客列車運行会社が誕生した。その中で[[東海岸本線]]を担当する[[グレート・ノース・イースタン・レイルウェイ|グレート・ノース・イースタン鉄道]](Great North Eastern Railway:GNER)が、引き続きこの路線の特急列車の運行にあたっていたが、同社の[[イースト・コースト本線]]の運営権は2007年12月8日で満了となった。翌12月9日より、イースト・コースト本線の運営権を購入した[[ナショナル・エクスプレス・イースト・コースト]]社(National Express East Coast:NXEC、イギリスの交通事業者である[[ナショナル・エクスプレス]]社の系列企業)によって運営されている。
 
現在もフライング・スコッツマンという列車名は伝統の午前10時、キングズクロス発と午後1時エディンバラ発のNXECの列車に使われている。この列車はInterCity 225の編成が使用され、ロンドン・エディンバラ間を4時間半で結んでいる。GNER時代には、車両に”The Route of the Flying Scotsman”の文字が記されていた。