「後頭骨」の版間の差分

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===外見===
外表面は凸面で、骨の上端と大後頭孔の中間に顕著な外後頭隆起がある。外後頭隆起から両側に二つの曲線がある。一つはもう一つより小さい。たいていは薄い上側の線を最上項線といい、[[帽状腱膜]]がついている。下側は上項線と名付けられている。最上項線の上部は、後頭平面といい、[[後頭筋]]がつく。また、上項線より下方は項平面といい、いくつかの筋肉が粗く不均一についている。外後頭隆起からたいていの場合弱い外後頭稜が[[大後頭孔]]まで下に伸び、[[項靱帯]]をもつ。外後頭稜の中間付近で下項線が横切る。いくつかの筋肉が後頭鱗の外部の表面に付く。上項線は後頭筋や[[僧帽筋]]の[[起始]]であり、[[胸鎖乳突筋]]や[[頭板状筋]]の[[停止]]である。上項線と下項線の間に[[頭半棘筋]]や[[上頭斜筋]]が停止する。下項線の下で[[大後頭直筋]]と[[小後頭直筋]]が停止する。[[後環椎後頭膜]]は大後頭孔の後部から側面の部分についている。
 
[[画像:Occipital_bone_ja_8cols.png|後頭骨]]
 
内部表面は深く凹面で、十字隆起により四つに分けられる。上部の二つは、三角形で、[[大脳]]の後頭葉が入る場所である。下部の二つは四角形で、[[小脳]]半球が入る。十字隆起の交点は内後頭隆起という。十字隆起のうち、内後頭隆起から上方に伸びるものは、骨の優角に向けて伸びる。そして片方(一般的には右側)に上矢状洞溝後部にある矢状溝がある。十字隆起の下側は著明で、内後頭稜と言う。大後頭孔の近くで二叉に分かれて、[[小脳鎌]]に付く。内後頭稜の上部では、小さなくぼみが時々見られる。;小脳虫部の一部によって占められるので、vermian fossaと言う。横側の溝は、両側とも内後頭隆起から骨の側面まで伸びる。これを横洞溝と言い、その顕著な縁が[[小脳テント]]につく。右側の溝は、左側のそれより通常大きく、上矢状洞溝から連続している。しかしながら例外も珍しくなく、左が大きい事もあればほとんど同じサイズの事もある。上矢状洞溝と横洞溝の結合する角は静脈洞交会といい、その位置はある側かその反対側にある、沈下状態にある内後頭隆起によって示される。
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