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'''山田 洋次'''('''やまだ ようじ'''、[[1931年]][[9月13日]] - )は、[[大阪府]][[豊中市]]出身の[[映画監督]]、[[脚本家]]。[[川島雄三]]、[[野村芳太郎]]の助監督を経て、1961年に『[[二階の他人]]』でデビューする。以降、『[[男はつらいよ]]』シリーズをはじめとする膨大な数の人情劇を発表し、大衆的な人気がある。中国などでは、日本映画界の第一人者としてよく知られている。[[いわさきちひろ]]美術館理事[[関西大学]]・[[立命館大学]][[映像学部]]双方の[[客員教授]]。
 
作風は、[[落語]]等の影響を受けており、主に人間ドラマに焦点を当て、ユーモアとペーソスに溢れたものである。奇を衒った様な映像、性的描写や暴力表現等、安易に人目を惹く様な表現は抑制し、一般人や社会の逸れ者のささやかな日常生活に潜む喜びと哀しみを丹念に描く。