「担担麺」の版間の差分

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'''担担麺'''(たんたんめん、[[中国語]] タンタンミエン、<font lang="zh">dàndànmiàn</font>、成都方言 タンタルミエン <font lang="zh">dàndārmiàn</font>)は、[[中華人民共和国|中国]][[四川省]]の麺料理の一種。

<!--「担担」のうち、前の「担」は「(荷を)担ぐ」の意、後の「担」は「(天秤棒で担ぐ)荷物」を意味し、←違います。辞書を見てください-->元来、[[天秤棒]]で担いで売り歩いたために、この名があり、具や味けにつていう言葉ではないが、た。四川風の[[花椒]]([[山椒]]の一種)と[[トウガラシ|唐辛子]]と少量の[[芝麻醤]](練り[[ゴマ]])を利かせた少なめの[[たれ]]に、ゆで麺を入れ、[[豚肉]]の[[そぼろ]]と[[ネギ]]などを載せたスタイルのものが一般的である。
 
==歴史==
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本来の[[漢字]]で書くと「擔擔麪」である。「担」は「擔」の、「麵」は「麪」の[[発音]]を示す部品を取り替えて生まれた[[字体|俗字]]である。「麺」は「麵」の偏を崩している。[[簡体字]]では「担担面」と書くが、「面」は「麵」の偏を取ってしまった字である。
 
日本語では「担担麺」と書くのがもっとも一般的だが、日本の繰り返し符号を使って「担々麺」と書く事も多い。日本では、店のメニューに「坦坦麺」もしくは「坦々麺」と書いてある例も少なくないが、これは日本語入力の際の漢字変換辞書に「担担麺」が登録されておらず、「平坦な」という意味の「坦坦」、「坦々」が呼び出されたのに気づかずに確定してしまったことによる誤記と考えられる。
 
==中国の担担麺==
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日本の担担麺は、[[麻婆豆腐]]と同様に、四川省出身の料理人[[陳建民]]が日本人向けに改良した作り方を紹介して広まったと言われる。
 
一般に中国のものと比べて直径で1.5倍以上、場合によっては3倍ほどの碗で出され、日本の[[ラーメン]]のように一杯で一食が事足りるように考えなっている。そして、辛さをおさえるために[[スープ]]を合わせ、汁麺として出されている。汁の味や辛さは中国のものよりも薄く、飲める程度になっている。麺は店によって異なるが、一般的に中国のものよりも少し太く、鹹水を使った[[中華麺]]がほとんどである。太麺になると、スープにからみにくくなることもあり、一部の店では、縮れ麺を使用し、スープとからませるようにさせている。日本では、担担麺のルールが決められていないため、店によってまちまちの味付けと具財になっており、たとえば肉のそぼろが牛肉や鶏肉であったり、[[チャーシュー]]などを載せたりとによって様々である。また、[[チンゲンサイ]]、[[ホウレンソウ]]、[[サヤエンドウ]]、[[モヤシ]]などの[[野菜]]が少し添えられたり、みじん切りの[[ニンジン]]などがそぼろに加えられたりする場合もある。薬味は刻み[[ネギ]]や[[唐辛子]]の細切りなどが多い。
 
また近年、一部の日本国内の[[料理人]]が、次項のような[[香港]]の担担麺をまねた味を出す店もあり、干し海老の味がするものもある。