「キウィタス・シネ・スッフラギオ」の版間の差分

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'''キウィタス・シネ・スッフラギオ'''('''Civitas Sine Suffragio''')とはローマ社会での[[市民権]]のひとつ。[[日本語]]訳では『'''[[投票|投票権]]なしの[[ローマ市民権]]'''』と訳される事もある。この権利は授与者にローマ市民権と同様の権利が与えられたが、彼らには[[民会]]での投票権はなかった。この市民権は[[紀元前338年]]に[[ラテン同盟]]に加盟する一部の都市の市民に授与され、後の[[共和政ローマ]]の拡大へと貢献した。そして後の[[帝政ローマ]]になると、この市民権は[[ローマ軍]]によっての征服の後に[[属州]]となった地域住民をローマ人と同化するための政策として使われた。