「アンダーステア」の版間の差分

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[[Image:Understeer.svg|220px|thumb|right|運転者の想定する緑の破線に対し、赤い破線はアンダーステア傾向によるコースアウトを示す。]]'''アンダーステア'''(''understeer'')またはアンダーステア傾向とは、通常レベルの直進安定性を持った[[自動車]]が、定常円旋回で一定の[[舵]]角のまま速度を上げていった際、前輪の接地[[摩擦]]力が[[遠心力]]に負け、車両が円の外側へ向く挙動を示す[[シャシ (自動車)|シャーシ]]特性を指す。
'''アンダーステア'''(''understeer'')とは、コーナリング時の自動車の前輪スリップアングルが後輪スリップアングルよりも大きい状態を指す。自動車の旋回特性には3つのフェーズがあり、進入(減速しながら舵角を与える区間)、旋回状態(加速も減速もせず一定のRをトレースする状態)、加速(コーナーのクリッピングポイント以降の加速状態)に大別でき、このそれぞれのフェーズにおいてアンダーステア~ニュートラルステア~オーバーステアというそれぞれの状態が存在するため、クルマの挙動全般をアンダーステア、あるいはオーバーステアと表現することは意味をなさない。
 
アンダーステア傾向は、旋回時にオーバースピードであることを運転者に分からせるため効果的であり、かつ、速度を落とし舵を切り足すなど、運転者のアンダーステアへの対処容易のでるため、一般向け乗用自動設計では上記の旋回状態の各フェーズにおいて常にアンダーステア傾向の特性を示すようセッティングされている。
 
'''アンダーステア'''(''understeer'')とは、コーナリング時の自動車の前輪スリップアングルが後輪スリップアングルよりも大きい状態を指す。<!-- 自動車の旋回特性には3つのフェーズがあり、進入(減速しながら舵角を与える区間)、旋回状態(加速も減速もせず一定のRをトレースする状態)、加速(コーナーのクリッピングポイント以降の加速状態)に大別でき、このそれぞれのフェーズにおいてアンダーステア~ニュートラルステア~オーバーステアというそれぞれの状態が存在するため、クルマの挙動全般をアンダーステア、あるいはオーバーステアと表現することは意味をなさない。 -->
 
==関連項目==