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流体に[[粘度|粘性]]が存在する場合、渦度が拡散していく。このため、渦を扱う場合、粘性はごく弱い(小さい)として扱うか、無視する場合が多い。
 
== 渦のる場合 ==
流体のある位置にそれらが急に集められる場合に、渦を生じることが多い。たとえばお[[風呂]]に水が入っている状態で、[[風呂桶]]の底の[[栓]]を抜くと、周りの水はここから流れ出すから、風呂桶の内部の水はすべてここに集まってくる。
地球上における大規模な渦は北半球では反時計回り、南半球では時計回りとなっている。これは[[コリオリの力]]が働くためである。詳しくは該当項を参照。なお、小さな渦についてもこういわれることがあるが、これは必ずしも正しくない。
 
この時、水の各部分がその位置へ向かう方向に対して横の運動量を持っていた場合、その位置を中心とする[[回転運動]]を行いながら次第に中心に向かって移動することになる。すると、[[角運動量保存の法則]]により、回転速度は増加する。実際には各部分は異なった方向の運動量を持つだろうから、次第にぶつかり合って、やがて一定の方向の回転を行うようになる。
 
[[台風]]のような地球上における大規模な渦は北半球では反時計回り、南半球では時計回りとなっている。これは[[コリオリの力]]が働くためである。詳しくは該当項を参照。なお、小さな渦についてもこういわれることがあるが、これは必ずしも正しくない。
 
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