「南斗聖拳」の版間の差分

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==概要==
[[陰陽]]の考え方に基づき、「陰」の[[北斗神拳]]に対応する「陽」の拳法。一子相伝なく限らず、「陽拳」ゆえ広く伝承され、主立ったもので総勢一〇八派に分派している。また、有力流派から派生する流派(派生流派)も存在するため、流派の数はさらに増える。
 
[[手刀]]等で鋭利な刃物を用いたかのようなに相手を切り裂く技が特徴として挙げられるが、流派によっては武器の使用も許されている。ただ、全流派に共通しているのは「'''外部から突き入れ全てを破壊する'''」ことを真髄としている点である。相手を内部から崩壊させる事を真髄とする北斗神拳とは対極に位置する。なお、六聖拳をはじめとする強力な流派には[[鳥類]]に関連する名前が与えられている事が多い。
 
== 発祥と分派 ==
修羅の国で「北斗宗家」から分かれた拳法の一つ。闘気をまとった肉体による物理的破壊を基本とする。一〇八派の流派に分かれているものの、基本的に各地の修練所や道場で修業している。流派間の交流はあるようで、例えばレイとユダが共に修行しているなど、同じ場所で南斗の拳法家たちが修行するような描写も作中に登場する(例えばレイとユダは共に修行)。ただ、各人がどのような経緯で各々の流派を学んだかは直接の描写がなく不明である。唯一明確になっているのはサウザーの南斗鳳凰拳で、北斗同様'''一子相伝'''になっており、師と弟子がマンツーマンで修行する。鳳凰拳を除いた各流派の場合は、正統伝承者になるために南斗の里に出向き、南斗聖司教より印可を受けることが必要となる。
 
*偽南斗聖拳:なお、シンの配下の者南斗を名乗っているものの、シンの兄弟弟子でも、シンから直接手ほどきを受けた同門でもない、言わば「偽南斗聖拳」を使う者がいる。火炎を吐く闘術や死者が蘇る呪術、果てはダイナマイトでの攻撃などとおよそ拳法と言い難く南斗聖拳の流派ではない。これらは、南斗聖拳の配下の者が、自己の闘術、自分の使用する武器・武装・兵器に南斗の名を冠しているケースに当たる。
 
=== 南斗六聖拳 ===
鳥の型をモチーフにした南斗聖拳一〇八派のうちのトップにあたる六つの流派。皇帝の居城を守る六つの門の衛将とされるただし、ここで言う皇帝が、天帝と関係があるかなど何者かは不明。それぞれが幾派の南斗聖拳を従えており原作でもユダは二十三派を率いていることが描かれている)、その意味で南斗一〇八派は、南斗六聖拳のいずれかの流派との関連が暗示される。
 
核戦争時には南斗六聖拳が「戦乱を好むグループ(シン・ユダ・サウザー)」と平和戦乱むグループ」とレイ・シュウ・ユリアの「平和を望むグループ」に別れたため、一〇八派は散り散りバラバラになったが、この後、本来従うべき南斗六聖拳とは関係なく、多くの流派が時勢から「戦乱を好むグループ」側に付いてこちらが優勢となった。『天の覇王 北斗の拳ラオウ外伝』では、聖帝となって力をつけたサウザーが、一〇八派の大半の流派を従えていると描かれている。
 
もっとも、最終的には南斗六聖拳は北斗との争いに巻き込まれ全滅、残った南斗聖拳の大半もが元斗皇拳のファルコに滅ぼされることとなった。
 
尚、後述の通り、南斗慈母星のユリアは南斗正統血統であるとされ、それをもって「南斗六聖拳 最後の将」とされている。だが、南斗慈母星に該当する南斗聖拳(南斗六聖拳の一派)が劇中に一切登場しておらず、これに関しては、読者の間でも度々議論の対象にされている。原作者の[[武論尊]]は週刊少年ジャンプ別冊の北斗の拳特集本(1987年)の中で、「'''ユリアの力は拳法ではなく相手の心身を癒すもの'''」と解説しているが、結果的には「'''南斗慈母星に該当する南斗聖拳は無いので、南斗六聖拳の流派は五派までしか無い'''」「'''ユリアは拳法を扱う事ができない'''」という、矛盾めいた事実までもが明らかになった。
 
===南斗正統血統===
南斗慈母星のユリアは南斗正統血統であるとされ、それをもって「南斗六聖拳 最後の将」とされている。だが、南斗慈母星に該当する南斗聖拳(南斗六聖拳の一派)が劇中に一切登場していない。また、ユリアは拳法を扱う描写が劇中に全く登場せず、他の南斗六星が全て高位の拳法家であるのに対して極めて異色である。原作ではユリアは南斗正統血統であるとされ、それをもってユリアが「南斗六聖拳 最後の将」る理由とされている。ただ、南斗正統血統とは如何なるものなのか、一切説明がなく詳細はわからない。ユリアには拳法の才能に恵まれた二人の異母兄弟(ジュウザとリュウガ)がいるのだが、どちらも南斗聖拳を学んでいない。この事から女系・母系で継承されているとも考えられるのだが、こちらもその真意は不明である。この疑問に対し(前述と重複するが、)原作者の武論尊は週刊少年ジャンプ別冊の北斗の拳特集本(1987年)の中で、「'''ユリアの力は拳法ではなく相手の心身を癒すもの。'''」としている
 
ユリアには拳法の才能に恵まれた二人の異母兄弟(ジュウザとリュウガ)がいるが、どちらも南斗聖拳を学んでいない。この事から女系・母系で継承されているとも考えられるが、こちらもその真意は不明である。
 
尚、後述の通り、南斗慈母星のユリアは南斗正統血統であるとされ、それをもって「南斗六聖拳 最後の将」とされている。だが、南斗慈母星に該当する南斗聖拳(南斗六聖拳の一派)が劇中に一切登場しておらず、これに関しては、読者の間でも度々議論の対象にされている。原作者の[[武論尊]]は週刊少年ジャンプ別冊の北斗の拳特集本(1987年)の中で、「'''ユリアの力は拳法ではなく相手の心身を癒すもの'''」と解説しているが、。しかし結果的には「'''南斗慈母星に該当する南斗聖拳は無いので、南斗六聖拳の流派は五派までしか無い'''」「'''ユリアは拳法を扱う事ができない'''」という、矛盾めいた事実までもが明らかになった。
 
新劇場版ユリア伝では、ユリアが南斗の都に到着するまで、かつてユリアの後見人であったダーマが、南斗六聖拳 最後の将を務めており、南斗正統血統のユリアが、南斗の運命により南斗最後の将を継承する形で解釈されている。
 
== 極十字聖拳(「蒼天の拳」)との関連 ==
『[[蒼天の拳]]』には南斗聖拳によく似た「'''[[蒼天の拳#極十字聖拳|極十字聖拳]]'''」が登場した。その拳法の使い手は鳥の名を自分の名前の中に入れており、同じく鳥の名を分派の名に入れている南斗聖拳との関連がうかがえる。一部のファンの間では「南斗聖拳」の源流ではないかとされている。
 
しかし、この拳法は象徴が南斗六星ではなく[[南十字星]]であり、また[[北斗琉拳|北斗劉家拳]]を源流としている。そのため、「南斗聖拳は北斗神拳と対等な拳法のはずなのに、北斗劉家拳が源流では格好悪い」「1935年から199X年までの約60~70年の間に一〇八派まで分派できるのか」「[[レイ (北斗の拳)|レイ]]が語った、皇帝の居城を守っていたとされる『南斗聖拳の歴史』はなんだったのか」などの疑問も多い。「別の拳法」「後に南斗の一派になった」とも噂されている。これらは、今後の『蒼天の拳』で明らかになると予想されている。
新劇場版「ユリア伝」では、ユリアが南斗の都に到着するまで、かつてユリアの後見人であったダーマが、「南斗六聖拳 最後の将」を務めており、南斗正統血統のユリアが、南斗の運命により「南斗最後の将」を継承する形で解釈されている。
 
極十字聖拳の使い手のひとり・[[蒼天の拳#流飛燕|流飛燕]]は、エリカという少女を守護しており、いる。これが「北斗の拳」における「天帝(リン)」あるいは「南斗正統血統(ユリア)」との関係があるのかどうかも、興味深注目されて
== 極十字聖拳(「蒼天の拳」)との関連 ==
『[[蒼天の拳]]』には南斗聖拳によく似た「'''[[蒼天の拳#極十字聖拳|極十字聖拳]]'''」が登場した。その拳法の使い手は鳥の名を自分の名前の中に入れており、同じく鳥の名を分派の名に入れている南斗聖拳との関連がうかがえる。一部のファンの間では「南斗聖拳」の源流ではないかとされているが、この拳法は象徴が南斗六星ではなく[[南十字星]]<ref>南斗六聖拳の[[シン (北斗の拳)|シン]]は、[[みなみじゅうじ座|南十字星]]を紋章にしていた。また[[サウザー (北斗の拳)|サウザー]]は南十字星を「極星」と呼び象徴にしていたが、南斗六星と南十字星で共有している星はなく、位置も全く違う。おそらく[[南斗六星]]と[[はえ座]]を勘違いしたのではないかと思われる。</ref>であり、また[[北斗琉拳|北斗劉家拳]]を源流としているため、「南斗聖拳は北斗神拳と対等な拳法のはずなのに、北斗劉家拳が源流では格好悪い」「1935年から199X年までの約60~70年の間に一〇八派まで分派できるのか」「[[レイ (北斗の拳)|レイ]]が語った『南斗聖拳の歴史』(上記・かつては「皇帝の・・・)はなんだったのか」などの疑問も多く、「別の拳法」「後に南斗の一派になった」とも噂されている。今後の『蒼天の拳』で明らかになるだろう。
 
なお、象徴としている星に関しては、南斗聖拳にも若干、設定の揺らぎが見られる。例えば、南斗六聖拳の[[シン (北斗の拳)|シン]]は、[[みなみじゅうじ座|南十字星]]を紋章にしていた。また[[サウザー (北斗の拳)|サウザー]]は南十字星を「極星」と呼び象徴にしていた。しかし、南斗六星と南十字星で共有している星はなく、位置も全く違う。これは、各人もしくは作者が、南十字星に隣り合う[[はえ座]]を[[南斗六星]]と勘違いしたのではないかと推測される。
極十字聖拳の使い手のひとり・[[蒼天の拳#流飛燕|流飛燕]]は、エリカという少女を守護しており、「北斗の拳」における「天帝(リン)」あるいは「南斗正統血統(ユリア)」との関係があるのかどうかも、興味深い。
 
==伝承者==
:伝承者は[[シン (北斗の拳)|シン]]。宿星は'''殉星'''。南斗聖拳の定義に則した、手技・足技ありの'''突き刺し系の技'''が主体。
:ただし完全後付による命名であり、原作、アニメを通し、作中においてこの流派名は一切登場することはなく「南斗聖拳」で通された。シンが自身の拳を「南斗孤鷲拳」と語ったのは、2007年の新劇場版が最初である。
:初出は、週刊少年ジャンプ特別編集『 北斗の拳 SPECIAL 』(原作の漫画では天帝編を連載中だった1986年9月に刊行)された、週刊少年ジャンプ特別編集『北斗の拳 SPECIAL』B4サイズの大きな解説書を飾った 拳聖烈伝 」の目次より見られである。<!--また、同解説書のコラムシンは、南斗聖拳一〇八派のひとつ(孤鷲拳と推測される)の代表者(たぶん孤鷲拳を指すのだろう)であるが、複数の流派の拳法を修得しているとされる。-->
;'''南斗水鳥拳'''
:伝承者は[[レイ (北斗の拳)|レイ]]。宿星は'''義星'''。華麗な足さばきを特徴とし、その舞う姿は見るものを魅了すらする程優美で美しいが、その実態は敵を切り裂き、切り刻む、比類なき残虐非道の必殺拳。'''手技や真空波'''による攻撃を主体とした拳法であり、指は鋭利な刃物と化す。
:伝承者は[[ユダ (北斗の拳)|ユダ]]。宿星は'''妖星'''。'''衝撃波'''による斬撃で攻撃する。敵の返り血を浴びる妖拳。あまりにも早い拳で、衝撃は背中にまで突き抜ける。衝撃が地面や水面を伝う奥義・伝衝烈波はケンシロウも使った。
;'''南斗白鷺拳'''
:伝承者は[[シュウ (北斗の拳)|シュウ]]。宿星は'''仁星'''。南斗聖拳一〇八派の中でも'''足技'''による斬撃を主体とする珍しい拳法で、描写には[[カポエイラ]]の影響が見られる。「南斗白鷺拳の真髄」である烈脚空舞のほか、掌を使い相手を幻惑する奥義・誘幻掌もある。
;'''南斗鳳凰拳'''
:伝承者は聖帝[[サウザー (北斗の拳)|サウザー]]。宿星は'''将星'''。北斗神拳と同じく一子相伝の拳法である。'''南斗聖拳一〇八派中最強'''とされ、南斗聖拳では対抗することが不可能といわれている。攻撃方法は'''手刀'''による斬撃。最強ゆえ前進制圧に特化し、通常は構えを使用しない。
=== その他の南斗聖拳 ===
;南斗無音拳
:使い手はGOLANの大佐(カーネル)。彼曰く「世界最強の殺人拳」。南斗六聖拳ほどの圧倒的な破壊力は持たない流派らしく、素手ではなく指に鋭利な鉄爪を装着して敵を切り刻む。カーネルは気配を消し去ってケンシロウの背後を取ったり、ケンシロウの動きを先読みして攻撃を当てたり避けたりしているが、カーネルは様々な殺害の技術を研究し身につけているらしいのでこれらが南斗無音拳の極意なのか、他の流派のものなのか、あるいはカーネル固有の技術なのかは今ひ判然つよく分からない。
;南斗双斬拳
:聖帝サウザーの2人の部下、ベジとギジが使う。投剣を恐ろしい速さで投げ合って、敵との間合いを詰めてとどめを刺す。
;南斗双鷹拳
:バズ、ギルの[[ハーン兄弟]]が伝承者。南斗聖拳一〇八派のひとつ。個々でも屈強であるが、極意は二身一体の攻撃にある。
;南斗比翼拳
:ダガール(ユダの副官・ダガールの拳。南斗聖拳一〇八派中、ユダ配下である二十三派のひとつ。手刀による斬撃を中心とする流派のようである。「ラオウ外伝-天の覇王-」より拳法名が判明し、「比翼」とは中国の伝説の異鳥「比翼鳥」を示すと考えられる。
;南斗飛燕拳
:「ラオウ外伝-天の覇王-」に登場。聖帝サウザー配下のハッカとリロンが伝承者。南斗聖拳一〇八派のひとつ。<!--ハッカは年配で、リロンは若い印象を受けるが二人の関係は不明。-->上空からの手刀による攻撃が中心と思わ推測さる。滑空するのに適した、両端に指が通せる、翼のようなマントを羽織っている。強敵に対しては、二人同時攻撃による奥義・双燕乱舞がある。
;南斗流鴎拳
:「ラオウ外伝-天の覇王-」に登場。南斗の智将・リュウロウの拳。かつてリュウロウは、南斗の重鎮として大軍を率いていて、幾度となく戦に勝利した実力者だけに、その拳も南斗聖拳一〇八派のひとつだと思わ推測される。身軽に空中を飛びかって、自在に斬撃や突きを見舞わせる。
;南斗翡翠拳
:「レイ外伝-華麗なる復讐者-」に登場。拳王侵攻隊の女流拳法家・カレンの拳。兄のマサヤも伝承者だった。南斗白鷺拳の派生流派で足技からの斬撃を主体とする。奥義に南斗雷脚斬風陣がある。
;南斗孔雀拳
:「レイ外伝-飢狼編-」に登場。使い手はザン。彼曰く「優美で美しいが、実態は比類なき残虐非道の拳」とあるため、のこと。南斗水鳥拳からの派生流派なのかは不明
;南斗爆殺拳
:アニメオリジナル。ジャッカルがダイナマイトを投じた時に、この拳法名を発した(原作では発していない)。ただ単に、'''点火した[[ダイナマイト]]を投げつけるだけ'''で拳法と呼べる代物ではない。ケンシロウにも「火薬にたよって何が拳法だ」と突っ込まれている。
:アニメオリジナル。KINGであるシンの配下のドラゴンとパトラの連係技。拳法と言うより闘術の一種。ドラゴンの持つ真の発火能力と、パトラの幻術による炎で敵を幻惑させ、パトラの剣でとどめを刺すというもの。
;コウモリ拳
:アニメオリジナル。南斗聖拳の流れを汲んでいる拳法。シン配下のコウモリ男2人が使い手(彼らは完全に'''怪人'''である)で、ケンシロウを始末するためパトラが放った。特徴は、妖しいメークと黒い衣装にマント、それに腕に装着された3本の刃物の長い爪。マントは翼のようになっていて滑空できる。動きが素早く、2人掛りで飛翔して斬りつけ、'''相手の血を吸う'''。なお、拳法名をカタカナでコウモリとしたのは、別冊宝島「僕たちの好きな北斗の拳」より採用したためで、公式な表記は不明
;南斗翔天拳
:アニメオリジナル。ジョーカーが使用した。残像を残しながら空中を高速で移動し、相手に襲いかかる。残像にも当たり判定がある。しかし出始めが遅いらしく、ケンシロウに密着され逃げ惑うシーンがある。
:アニメオリジナル。シンの部下ジャンクが使用。鞭を生きた蛇のように操って攻撃する技で、ケンシロウに無数の傷を負わせたが、致命傷とはならなかった。
;南斗人間砲弾
:アニメオリジナル。シンの部下でゴールドウルフ隊の隊長、ガレッキーが考案。サーカスのアトラクションの'''人間大砲'''を思わせる、上空に打ち出されてからの刀剣を振りかざしての攻撃で特に拳法と呼べるものではない。これは読者・視聴者のみなず、原作者サイドの顰蹙も買ったようで、これをきっかけに堀江信彦や武論尊がアニメの制作現場にも直接介入する事になる。
;南斗列車砲
:アニメオリジナル。「南斗」を冠しているが拳法や闘技の類ではなく、「ジョーカー・バルコム」と命名された''' [[列車砲]]'''である。大砲なので、当然ながらその大口径からの砲撃による破壊力は尋常ではない。欠点は次発装填に時間がかかることである。砲術指揮官はトウダ。
 
=== [[南斗五車星]] ===
『[[ユリア (北斗の拳)|南斗最後の将]]』を護衛する5人の拳士(のヒューイ・炎のシュレン・雲のジュウザ・山のフドウ・海のリハクの5人の拳士が使う独自の拳法であるが、南斗聖拳一〇八派には含まれない。ただし、一部には南斗聖拳の要素が見られ、その流れを汲んでいると思われるしき技がある。我流のジュウザ以外はどの流派の流れを汲むのかは不明ではある。風のヒューイは真空波を自在に走らせ、炎のシュレンはその拳法に「燐」を交え、山のフドウは、「鬼の拳と呼ばれる剛拳を使う。海のリハクは原作では拳を使わないが、アニメでは太極拳に似た「海の拳」を駆使する。
 
=== 極十字聖拳 ===
==技・奥義==
;南斗獄屠拳(なんとごくとけん)
:シンの南斗聖拳の技(一説には奥義)。跳び蹴りからの空中戦で突きを入れ、膝・肘の四肢の関節を瞬時に切り裂き、敵を戦闘不能にする。北斗神拳の伝承者となった直後のケンシロウを半死半生にした強力な技で、ケンシロウが北斗飛衛拳で応戦しなければ、四肢は切断されていた可能性知れない)である。この技を使った際、シンは欲望こそが強さにつながると言い放った。闘いに勝利したシンは、この後ケンシロウの胸に七つの傷をつけ、ユリアを連れ去った。テレビ・旧劇場版(東映)では「南斗獄殺拳」という名称で登場した。
;南斗千首龍撃 (なんとせんしゅりゅうげき)
:シンの南斗聖拳の技。アニメ版で名前が登場(漫画原作では呼称なし、アニメ版で名前が登場。外部から突き入れて肉体を貫く一撃必殺の手刀の凄まじい連撃。突いた手が残像で何本もあるかのように見える。ケンシロウとの再戦で使ったが、執念とリベンジに燃えるケンシロウは、すでにシンの力を上まわっており、見切られてしまった。
;南斗飛燕斬(なんとひえんざん)
:アニメオリジナル。シンの南斗聖拳の技。垂直方向の跳び蹴りから、直接または衝撃波を起こし、相手を切り裂く殺人拳。効果が及ぶ範囲が比較的広く、多勢の敵を一挙に倒すのに向いている。
:アニメオリジナル。シンの南斗聖拳の奥義。身体を呼吸法で鋼鉄化したバルコムに対して使った。地上のあらゆる物質を力で打ち砕く正拳突きの嵐の連打で、闇雲に打っているのではなく、砕く点穴を狙って叩き込んでいるようである。
;南斗施鷲斬(なんとししゅうざん)
:「ユリア外伝-慈母の星-」で登場したシンの南斗孤鷲拳の技。南斗の聖司教から伝承者の印可を受ける儀式である「南斗十人組手」で放った。鷲が大きな翼を広げるような動きの中に、手刀による無数の突きを繰り出し相手を倒すたいへん、非常に威力のある技。
;聖極輪(せいきょくりん)
:北斗・南斗に共通の秘伝の構え。お互いの秘孔を突き一時的に仮死状態になる合図(多分、南斗聖拳の高位の拳士に承知の構えであろう)と推測される
;南斗虎破龍(なんとこはりゅう)
:聖極輪の合図を受けて技を出す南斗側の構え。北斗龍撃虎と対応する。敵を欺き活路を見いだすため、お互いの秘孔を突き合い、一時的に仮死状態になることを意味している。おそらくはレイのような高位の南斗の拳士に伝えられている構えと推測できる。疑問として残るのは、南斗も秘孔が使えるのかとう点に帰すが疑問として残るが、解説書の『北斗の拳 SPECIAL』の中で、南斗聖拳も基礎においては北斗と共通する部分を持っているとの記述があり、この合図を受けて突く程度の秘孔であれば、承知しているのであろうと推測される
;断己相殺拳(だんこそうさいけん)
:'''南斗究極奥義'''。レイが拳王ラオウを倒すために、この奥義を使い、命を投げ打って相打ち覚悟で挑んだものの、悲しいかな拳を繰り出す前に見切られ、秘孔(新血愁)を突かれてしまって不発に終わる。どのような拳なのか謎であり、興味が尽きないが、一説には、至近距離から自分の体もろとも敵を輪切りにしてしまう技らしい。おそらくは南斗聖拳に共通の奥義のひとつと推測され、他にも高位の南斗の使い手には伝授されている者が存在しようする可能性がある
:劇場版アニメでは、『断己相殺拳』のイメージ映像が存在するようである。また、セガの対戦型格闘ゲームでは『飛燕流舞』の強化版と言えるような技となっている。
;飛燕流舞(ひえんりゅうぶ)
:レイの南斗水鳥拳の奥義。
:優美に空に舞い、上空いる敵を両断する。レイは、小鳥を襲った大型の[[猛禽類#猛禽|猛禽]]をきれいにスライスしてみせた。いつ見ても誰しもが心を奪われてしまう美しい技で、うかつにも見とれてしまった自己の美しさしか認めない、ナルシストのユダの激しい妬みをうことになる。
;飛翔白麗(ひしょうはくれい)
:レイの南斗水鳥拳の奥義。
:華麗に高く宙を舞い、上空から敵の間合いへと瞬時に入り、相手の両肩に手刀を振り下ろして深く切り裂き、戦闘不能の状況にしてしまう(両肩は深く切り裂かれる)。宙を舞う姿はたいへん美しく、レイに止めを刺そうとしたユダは、この奥義にまたしても心を奪われてしまってかわすことすらできず、逆に引導を渡されてしまった。
:なお、ユダとの戦いで、レイは両手で水面を叩くようにして虚空へ舞ったが、「レイ外伝-華麗なる復讐者-」でのカレンとの戦いでこの奥義を見せた際も、両手で地面を押し上げるようにして飛び上がった。特に、(前者と違って)後者のケースは前者とは違い、そのまま脚を使って跳躍できる状況にあり、った。そのためこの両手を使っての上空への飛び出し、この奥義の特徴なのかも知れないである可能性がある
;朱雀展翔(すざくてんしょう)
:アニメオリジナル。南斗水鳥拳の技。レイが上空に舞い上がり、ユダを斬りつけた何変哲のない技ではあるが、見蕩れてしまったユダの手下が思わず「美しい」と呟いてしまい成敗されている。
;伝衝裂波 (でんしょうれっぱ)
:ユダの南斗紅鶴拳の奥義。アニメ版で命名(原作では呼称なし、アニメ版で命名
:紅鶴拳は拳のスピードと生じる衝撃の大きさに優位性がある。その高速の手刀から斬撃は、相手に当たらずとも、生じる衝撃波が地面や水面を伝わって行き、離れた敵までを切り裂く力を持つ。ユダはレイとの戦いで、伝衝裂波を連発して大いに苦しめた。
:ケンシロウもその特性であるロングレンジからの攻撃を評価して使い勝手が良いと感じたらしく、北斗神拳奥義・水影心で写し取り、後のシュウとの対戦や、修羅の国で攻撃してきた2名の修羅の迎撃に使っている。
;血粧嘴(けっしょうし)
:ユダの南斗紅鶴拳の奥義。
:レイとの戦いで、止めを刺すために構えから技を仕掛けようとしたが、レイが繰り出した飛翔白麗が決まってしまい、本伝ではどのような技であるのか謎に終わってしまった。だが、奥義名からの解釈や、ユダの「きさまの血で化粧がしたい」とう喧伝から、敵に嘴(くちばし)のような鋭い突きを高速で見舞わせ、血を噴出させて返り血を浴びる妖拳ではないかとも推測された。
:実際にユダが血粧嘴を使った描写は、「ラオウ外伝 -天の覇王-」に有り、ラオウとの対戦で、両掌による衝撃波の連弾を浴びせた。しかし、「小鳥の囀り」と酷評され、全く通用せず反撃を喰らって敗北した。
:セガの対戦型格闘ゲームでは、真空刃のようなものを飛ばした後水平に飛び込み回転しての突きで刳る技として描写されている。
;誘幻掌(ゆうげんしょう)
:シュウの南斗白鷺拳の奥義。
:掌をゆっくり動かして敵を囲むように廻り、自身の気配を相手に読ますことなく背後を取って攻撃する。盲目ゆえに敵に対する怖れがなく、恐怖から生じる気配を断つ事ができるシュウだからこそ会得できた奥義だと思わ推測される。
;裂脚空舞(れっきゃくくうぶ)
:シュウの南斗白鷺拳の足技で「南斗白鷺拳の真髄」。後方転回(バク転)で倒立した後、手を軸に回転し脚で連続して斬りつけるカポエイラ風の技。
:シュウの南斗白鷺拳の足技。取り囲む敵を一気に葬るのに適している。敵に囲まれた戦場の中心で倒立し、旋回脚による衝撃波でまとめて切り裂く。
;極星十字拳(きょくせいじゅうじけん)
:サウザーの南斗鳳凰拳のベースとなる技。構えのない体勢から、敵の間合いに神速で踏み込み、斬撃を加える。原作では手技なのか足技なのか今一よくわからない(判然とせず、手刀、足蹴りありの総合技のように見える。敵は概ね、十字型に切り裂かれる。
:サウザーが初戦でケンシロウも撃破した原動力となった強い拳である。また、「ラオウ外伝 -天の覇王-」でも、ラオウにこの拳でダメージを与えた。その時は上空から間合いに入ってからの、手刀からの一撃(斬撃)であった。
;天翔十字鳳(てんしょうじゅうじほう)
:サウザーの南斗鳳凰拳の奥義。帝王の誇りをかけた不敗の拳。
:「帝王の拳」と呼ばれる鳳凰拳は、防御の姿勢とする構えをとらないが、敵の器量を対等と見なした場合は、帝王自らが虚を捨てて、天翔十字鳳の構えをとって立ち向かう。天翔十字鳳は、防御に重点を置いた奥義で、自らの体を空中に舞う羽根と化すことで敵の攻撃を受け流すことが可能となり、どんな達人が相手でも自身の体を砕かれることがなくなる。したがって攻撃の命中数は、天翔十字鳳を仕掛けた側に傾き、戦いを一方的なものにして勝利する。「帝王の拳」と呼ばれる鳳凰拳は、防御の姿勢とする構えをとらないが、敵の器量を対等と見なした場合は、帝王自らが虚を捨てて、天翔十字鳳の構えをとって立ち向かう
:セガの対戦ゲームでは巨大な鳳凰を相手にぶつけるという原型をとどめない技になっている。
;双羽落爪破(そううらくそうは)
;南斗邪狼撃(なんとじゃろうげき)
:ジャギがケンシロウに放った南斗聖拳。名前はアーケードゲームより。南斗孤鷲拳と同様の突き刺し型の技で、石像を手刀で貫通させ、痛みすら気づかせぬうちに心臓を抜き取ることができる。並の南斗聖拳に匹敵する充分な腕前を見せ、北斗神拳の修行を最後まで終えた拳法の才能を垣間見せたが、すでに強敵(とも)の南斗聖拳を見ているケンシロウからは、「スロー」「シンの足下にも及ばない」と酷評された。
:この技をどうやって身につけたかは不明ではあるが、突き刺し型の技であることからシンから盗み覚えたとう説と、ケンシロウが北斗神拳の伝承者に決まって以降、ジャギは拳王の元で動いていた様子が覗え、その時に身につけたのではないかとう説が有力である。
;鷹爪三角脚(ようそうさんかくきゃく)
:アミバがケンシロウを攻撃した三角蹴り。アミバは元南斗聖拳の修練者であり、技の名前に鳥(鷹)の名前が入っていることから、あるいは南斗聖拳の技である可能性しれないある
;双燕乱舞(そうえんらんぶ)
:南斗飛燕拳の奥義。「ラオウ外伝-天の覇王-」で、二人掛りではないと敵わぬとみたハッカとリロンが、馬上のラオウに仕掛けた。二人で共に高所より滑空して、一瞬姿を消した後、左右側面から同時に、手刀による突きの攻撃に出る。
==[[北斗の拳 (対戦型格闘ゲーム)]]の技==
;南斗旋脚葬
:シンの必殺技。発生の遅いスライディング
;南斗千手斬
:シンの必殺技。片手連続突きを繰り出しながら相手に突進する。
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}<references />
 
== 関連項目 ==
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