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[[Image:Chinese Dim Sum Siu Maai 60401.jpg|thumb|200px|焼売]]
'''焼売'''(しゅうまい、[[広東語]] 燒賣、シウマーイ、siumai)とは[[中華料理]]における[[点心]]の一つである。[[中華人民共和国|中国]]の[[広州]]や[[香港]]では広東語で「'''シウマーイ'''」と[[発音]]されており、これを[[外来語]]として取り入れているが、[[北京]]では「'''シャオマイ'''」と発音され、[[北京語]]では同音の「燒麥」の字を当てる場合がある。
 
[[香港]]では「干蒸燒賣(コンチェンシウマーイ、gonjing siumaai)」という呼び方も一般的である。[[豚肉|豚の挽肉]]と[[えび]]のみじん切りを主体とし、練り合わせて味付けした中身を薄い[[小麦粉]]の皮で短い[[円柱 (数学)|円柱]]状に包み、[[蒸籠]][[蒸し器]]などで蒸かして仕上げ、好みで[[酢]]・[[醤油]]・[[辛子]]などをつけて食べる。なお中身に[[カニ]]や[[牛肉]]を加えたり、包む皮の代わりに[[もち米]]をまぶすなどのバリエーションもある。
 
[[北京]]風の「燒麥」は皮の大きさが大きめで中の具よりもはみ出た感じの形の物が多く、中身も[[もち米]]を入れている場合が多い。
 
[[日本]]ではよく頭頂部に[[グリーンピース]]がのせられているが、これは味より彩りの意味合いが強く、一説によれば大量生産する際、[[ベルトコンベアー]]に乗って流れてくるシュウマイを数えやすくするためにグリーンピースを乗せたと言われている。中国では[[蟹みそ]]を付けたり、何も付けない例が多い。
 
同じ[[点心]]の一つとして扱われる[[餃子]]との違いは、[[]]が薄い[[四角形]]('''丸い[[]]もある''')で中に[[澱粉]]('''澱粉は餃子でも配合されていて、焼売の特徴とは言えない''')が配合されていること、必ず最初は蒸して調理すること、味付けが強めでそのまま食べることもできるという点などが挙げられる。
 
焼売は[[横浜市|横浜]]の名物として有名で、[[総務省]]統計局の「家計調査年報」でも家計における焼売への支出割合は[[横浜市|横浜]]が首位である。これについては[[中華街]]の存在より、[[戦前]]から[[横浜駅]]の構内で焼売を売りに出していた[[崎陽軒]]の企業努力によるところが大きい。なお[[シウマイ弁当]]は[[戦後]]の発売である。
 
[[日本]]では[[油]]で揚げて食べる場合もあるが、中国では見掛けない食べ方である。[[冷凍]]シューマイは中国でも流通しているが、材料や味つけは日本の物と少し異なっている。
 
== 関連項目 ==