「シトロエン・DS」の版間の差分

 
1999年には、全世界の自動車評論家・雑誌編集者等によって選出された「カー・オブ・ザ・センチュリー」の自動車100選において、1位の[[フォード・モデルT]]、2位の[[Mini|BMCミニ]]に次ぐ、史上第3位の偉大な自動車という評価を受けている。多くの名高い[[スポーツカー]]や[[高級車]]を下してこれほどの高評価を与えられたことは、自動車史上におけるDSの存在意義を如実に物語っていると言えよう。
 
だが、DSについて(あまり語られる事は無いが)特に重要な点は、元々は、DSが、一般社会と隔絶した「超高級車」としてではなく、いわゆる「マニア」と呼ばれる様な人向けでもなく、ごくごく一般的なユーザー向けの実用車(安価な大衆車ではなかったが)として企画され、少なくともフランス国内ではそのように受け取られていた([[タクシー]]にさえ使われた)と言う事である。これを[[トヨタ自動車|トヨタ]]のラインナップになぞらえれば、DSは[[トヨタ・センチュリー|センチュリー]]ではなく、かつての[[トヨタ・2000GT|2000GT]]でもなく、それらよりは、はるかに一般向けに量産された[[トヨタ・クラウン|クラウン]]のような存在であったと言えよう。そんな車に、このような理想主義的かつ高度な設計を用いたことこそが、実は、DS、そして、シトロエン社の真に偉大な所なのかもしれない。
 
=== 歴史 ===
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