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このころオーモンドには異変が起きていた。既にセントレジャーの前には母のリリーアグネスが患っていた[[喘鳴症]]の兆候が現れていた。もっともこの時点では動きそのものに大きな問題は無く、ポーターは現役を続行させることを決めた。ロイヤルアスコットのルースメモリアルステークスに出走させ、25ポンドも斤量の軽いキルウォーリンに6馬身の差をつけて優勝した。この時ゴールしてから半時間も拍手が止まらなかったと伝えられている。
しかし喘鳴症は確実に悪化していた。[[ハードウィックステークス]]はミンティングとの再戦になりオーモンド生涯唯一の苦戦を経験する。2000ギニーでは破ったものの元々ミンティングはかなり強い馬で、オーモンドを避けて出走したパリ大賞を5馬身差で圧勝する実力の持ち主だった。レースはかなり激しいものものになり、何とか首差で勝ったものの既に限界に達していた。[[ジュライカップ|インペリアルゴールドカップ]]という短距離戦
=== 引退後 ===
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