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w:en:Black Hand (extortion)を翻訳。 新規投稿 19世紀から20世紀にかけてアメリカ・イタリアに存在した集団的による犯罪。初期のアメリカ・マフィア
 
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ニューヨーク・リトルイタリーのシチリア人ギャング、イグナツィオ・サイエッタは、イースト・ハーレム近くにあった「殺人厩舎」と呼ばれていた場所で、要求に応じない人を絞め殺して遺体を焼いて処分していた。
 
脅迫状を送りつけられた者の中に、当時、テノール歌手として人気を博していた[[エンリコ・カルーソー]]も含まれていた。ブラックハンドの手紙には件の黒い手形のマークと2000ドルを支払うことを要求する内容が書かれていた。カルーソーは要求に屈し、要求された金額を支払ったが、再び脅迫状が届き、それには15000ドル支払うようにと書かれていた。このままでは永遠に金を要求されることになると考えた彼は警察(ペトロジーノたち)にこのことを通報し、そして、届けるように指定された場所へ金を置き、警官らと共に相手が来るのを待ち構えた。そして、現れた2人のイタリア系アメリカ人のビジネスマンは逮捕された。その後、オペラ公演と時には[[ジョゼッペ・ペトロジーノ]]自ら護衛に当たったこともあったという
 
また、ブラックハンド達はギャングにも同様の手口で脅迫状を送り、そのまま抗争になる場合もあった。また彼らは被害者が法律の執行により身を守ろうとする場合は、暗殺という従来のギャングとしてのやり方で答えた。