「アンカーボルト」の版間の差分

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*表面処理は、素地(無処理)のものや、電気[[めっき]]や溶融亜鉛[[めっき]]を施したものがある。
 
*アンカーボルトの引き抜き強度は、一般的に、アンカーボルトの[[コンクリート]]に接する表面積に[[比例]]する。すなわち、深く埋め込むほど、また、太いアンカーボルトほど、引き抜き耐力が大きくなる。埋め込み長さは、一般的に、直径の35~40倍必要である。埋め込み長さが短いと、アンカーボルトが所定の[[耐力]]に達する前に抜けてしまい、アンカーボルト本来の強度や粘りを発揮できない。また、引き抜き強度を増大させるために、ボルトの先端を曲げたり、先端に[[プレート (曖昧さ回避)|プレート]]を取り付けたりする。
 
*建築構造物や土木構造物の[[基礎]](この場合の基礎は[[橋台]]なども入る)の場合には、コンクリート打設前に、あらかじめアンカーボルトを埋め込んでおく。この場合、アンカーボルトは[[鉄筋]]に結束するか、アンカーボルト用の架台に取り付けて固定する。<!---ただし、非常に小規模なアンカーボルトでは、コンクリート打設後で、コンクリートが固まる前に、上面から挿入する場合もある('''田植え''')という。しかし田植えで入れたアンカーボルトは、鉄筋に結束されておらず、施工精度も悪いため、構造上重要なものを固定する場合は好のましくない。-->