「超分子」の版間の差分

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'''超分子'''(ちょうぶんし、Supramolecule)とは、複数の[[分子]]が[[共有結合]]以外の結合([[配位結合]]、[[水素結合]]など)や比較的弱い[[相互作用]]によって集合した[[化合物]]のことを指す。
 
 
超分子の始まりは、[[クラウンエーテル]]、[[シクロデキストリン]]など、分子間相互作用によって分子や[[イオン]]を内包する「ホストゲスト」化合物である。しかし、近年では「超分子」は一種の流行語となっており、かなり定義域が広がっている。時には複数ユニットから構成される[[タンパク質]]や[[LB膜]]なども超分子に含めることがある。
 
複雑な構造を持つ超分子としては[[ロタキサン]]、[[カテナン]]、[[分子カプセル]]なども合成されている。
 
超分子としては[[クラウンエーテル]]、[[シクロデキストリン]]などが有名であり、疎水性相互作用によって分子や[[イオン]]を内包することができることから「ホストゲスト」化学と呼ばれる[[化学]]の一分野となっている。
 
なお、クラウンエーテルの発見者である[[チャールズ・ペダーセン]]および[[ドナルド・クラム]]、[[ジャン=マリー・レーン]]らは「高選択的に構造特異的な相互作用をする分子の開発と応用」により[[ノーベル化学賞]]を受賞した。
 
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[[Category:化学|ちようかかく]]
 
[[Category:化学|ちかかくぶんし]]