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'''火災報知器'''(かさいほうちき)は感知器によって[[火災]]を感知若しくは火災を発見した人間が発信機を操作することで[[警報]]を発したり、[[消防機関]]に通報する機器の総称である。[[自動火災報知設備]]や[[住宅用火災警報器]]、[[#消防機関に通報する火災報知設備]]がこれに含まれる。なお、一般に火災報知'''器'''と表記されることがあるが、消防法規および業界団体では火災報知'''機'''と表記しているのでこちらが正式な表記である。
==自動火災報知設備==
感知器を用いて火災により発生する[[熱]]、[[煙]]や[[炎]]を感知して火災信号を受信機に送ることによって、建物の管理者に火災の発生場所を知らせるとともに地区音響装置(ベル)や[[非常放送設備]]による音声警報音を鳴動させて[[建物]]の在館者に報知することにより、避難と初期[[消火]]活動を促す設備である。
詳細は[[自動火災報知設備]]の項を参照。
==住宅用火災警報器==
かつては[[東京]]など大都市の市街地にも、火災を発見した場合に人間がボタンを押して手動で[[消防署]]に通報する火災報知器(M型発信器)が存在したが、[[電話]]の普及やいたずらの多発などで、1974年までに廃止された。▼
主に一般[[住宅]]に設置され、火災により発生する熱や煙を感知して音声やブザー音で警報する警報器である。
詳細は[[住宅用火災警報器]]の項を参照。
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===公衆用火災報知機===
▲かつて
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[[防災センター]]や管理室に設置された押しボタンを操作するか、自動火災報知設備との連動によって自動的に消防署に火災通報を行う装置である。起動すると自動的に[[119番]]に電話をかけ、装置に予め[[録音]]されたメッセージを送信する。[[旅館]]・[[ホテル]]等や[[病院]]・[[診療所]]、[[老人福祉施設]]等には設置義務がある。
==外部リンク==
*[http://www.fdma.go.jp/ 総務省消防庁]
*[http://www.kaho.or.jp/ 日本火災報知機工業会]
*[http://www.fesc.or.jp/ 日本消防設備安全センター]
[[category:建築計画|かさいほうちき]]
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