「リストバンド」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Ancotin (会話 | 投稿記録)
Tarokon (会話 | 投稿記録)
10行目:
 
== リストバンドによるプロジェクト ==
近年、シリコン製のリストバンドに色、彫られたメッセージや記号で、ある[[社会問題]]などに対する関心、問題意識の向上や、売上金の一部たも為の寄付金とすることを目的として販売、配布すされことが流行している。これはファッションとして人気の高いリストバンドを通し、様々ように人、特に若者に、その問題について考えてもらうこと、意識してもらうことを目的としていると思われるった
目的は様々である。売上金の一部を社会問題などの解決の為の寄付金とするものもあるが、全てのリストバンドが寄付を伴うわけではない。特定の[[社会問題]]などに対する関心や問題意識を高めることのみを目的としたものもある。これはリストバンドを通し、様々な人、特に社会問題への意識が希薄な若年層に、そうした問題について考えてもらうこと、意識してもらうことを目的としていると思われる。
 
この種のリストバンドの流行の火付け役となったプロジェクトとしては「LIVESTRONG」プロジェクトが有名である。同プロジェクトは、精巣腫瘍(癌)から復活し[[ツール・ド・フランス]]を7連覇した[[ランス・アームストロング]]率いる「ランス・アームストロング財団」が、癌撲滅運動のための資金集めを目的とし[[ナイキ]]とタイアップして[[2003年]]に始めたもの。[[小野伸二]]などナイキと契約を結ぶ多くのスポーツ選手がこの運動に賛同し、同プロジェクトの黄色のリストバンドを身につけたことから、同プロジェクトは一気に世界的に有名になった。
 
ただマスコミの報道の中には同プロジェクトの存在を知らず、単に「強く生きろ」というメッセージを伝えるものと誤って紹介しているものも少なくない小野伸二が[[アテネオリンピック (2004年)|アテネ五輪]]の際に[[平山相太]]に同プロジェクトのリストバンドを贈った際の報道などが代表的である。これらの事例から、果たしてリストバンドが本当にプロジェクトの伝えたいメッセージの周知に役立っているかという点については、以前から疑問視する声も少なくなかった
 
最近ではこの「LIVESTRONG」に追随して多くの類似プロジェクトが立ち上がっており、特に[[ホワイトバンドプロジェクト]]が有名である。以下は、リストバンドの色、訴える目的の例である。