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'''魏略'''(ぎりゃく)とは、[[中国]][[三国時代 (中国)|三国時代]]の特に[[魏 (三国)|魏]]について書かれた歴史書。本文は失われ、現在は[[逸文]]のみが残る。逸文が残されているのは、[[前漢書]][[翰苑]][[北戸録]][[魏書|魏志]][[法苑珠林]]等である。[[典略]]の一部として構成されたと思われ、[[三国志 (歴書)|三国志]]にも[[陳寿]]がよく魏略から引用している。著者は[[魚豢]](ぎょけん<!--ぎょかん-->)である。[[275年]]以降の記事は三国志には引用されていないので、恐らくこの頃に執筆を止めたか、魚豢自身が死去したものと思われる。
 
== 特徴 ==
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『三國志』魏書 東夷伝 倭人にある[[裴松之]]注に引用される逸文では、「[[倭]]」について、
<blockquote>
{{lang|zh|其俗不知正歳四節但計春耕秋収爲年紀}}」<br />
その俗、正歳四節を知らず。ただ春耕秋収を計って年紀と為す
</blockquote>
16行目:
 
また、『翰苑』巻30の逸文に、倭人の出自について
<blockquote>「{{lang|zh|自帯方至女國万二千余里 其俗男子皆黥而文 聞其旧語 '''自謂[[太伯]]之後''' 昔夏后小康之子 封於会稽 断髪文身 以避蛟龍之害 今倭人亦文身 以厭水害也}}
</blockquote>
と、自ら太伯(たいはく)の後と称していたとある。
27行目:
*[[倭・倭人関連の中国文献]]
*[[倭・倭人関連の朝鮮文献]]
 
[[category:中国の歴史書|きりやく]]
{{History-stub}}