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'''藤山陽子'''(ふじやまようこ、[[1941年]][[12月17日]] - )は[[昭和時代映画]][[女優]]である。[[東宝]]専属で1960年代に活躍した。[[神奈川県]][[横浜市]]出身。愛称はおふじ。
 
== 来歴・人物 ==
高校卒業後、東宝の新人募集に応募して合格。[[1961年]]に[[東宝]]へ入社。東宝ニュー・タレント1期生となる。同期に[[桜井浩子]]がいて引退後も親しくしている。子どもに一時期、桜井浩子のことを「怪獣のおばちゃん」と呼ばせていた。[[加山雄三]]主演の『大学の若大将』でデビュー、東宝は正統派女優として「魅惑の新星」と名づけて大々的売り出した。目鼻立ちがははっきりした美人だった。で、清純な令嬢役が多かった。『銀座の若大将』など[[若大将シリーズ]]、[[クレージーキャッツ]]映画、[[社長シリーズ]]など東宝の娯楽映画に数多く出演した。映画では代表作というものはなかったが、テレビでは夏木陽介主演『[[青春とはなんだ]]』でヒロインの女教師役など[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]で放映された青春学園シリーズに出演し、人気を博した。この『青春とはなんだ』の映画版である『これが青春だ!』、『でっかい太陽』、『燃えろ!太陽』の一連作にも夏木陽介と共に出演した。1967年に結婚したのを機に引退した。
 
先頃、DVD『大学の若大将』のコメンタリーとして声のみだが登場した。今も交流のある桜井浩子と一緒ならばということで応諾したという。そこで車の運転は男まさりの荒々しさだったことや周りの過大な期待とは裏腹に女優の意識が希薄で早く引退したかったなど興味深いエピソードを語っている。
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=== 映画 ===
(すべて東宝映画)
* [[大学の若大将]](1961年7月8日) - 野村千枝子
* 二十才の設計(1961年10月29日) - 大道久仁子
* 二人の息子(1961年11月12日) - 赤木紀子 
* サラリーマン清水港(1962年1月3日) - 青木妙子
* [[銀座の若大将]](1962年2月10日) - 島川信子
* 続サラリーマン清水港(1962年3月7日) - 青木妙子
* 紅の空(1962年3月21日) - 教会の娘
* 女性自身(1962年5月22日) - 矢代真理子(主演作品
* 夜の傾斜(1962年6月28日) - 麻生いづみ
* [[日本一の若大将]](1962年7月14日) - 大原美幸
* [[ニッポン無責任時代]](1962年7月29日) - 大島洋子
* ニッポン無責任野郎(1962年12月23日) - 石沢厚子
* [[社長シリーズ|社長漫遊記]](1963年1月3日)
* [[日本一の色男]](1963年7月13日)
* 太陽は呼んでいる(1963年9月29日)
* くたばれ!無責任(1963年10月26日)
* われらサラリーマン(1963年11月24日)
* [[海底軍艦 (映画)|海底軍艦]](1963年12月22日)
* [[宇宙怪獣ドゴラ]](1964年8月11日)
* ホラ吹き太閣記(1964年10月31日)
* 花のお江戸の無責任(1964年12月20日)
* [[赤ひげ]](1965年4月24日) - ちぐさ
* [[海の若大将]](1965年8月8日) - 大町英子
* [[これが青春だ!]](1966年12月17日)- 永井明子(英語教師
* [[でっかい太陽]](1967年9月15日) - 町田早苗
* [[燃えろ!太陽]](1967年12月6日)- 町田早苗
 
===テレビ===
* 青春とはなんだ(1965年10月24日-1966年11月13日、日本テレビ) - 永井明子(英語教師)
* これが青春だ(1966年11月20日-1967年10月22日、日本テレビ) - 伊藤由理子(生徒の姉)
 
===オーディオ・コメンタリー===