2008年2月11日 (月) 22:19時点における版編集 Synthebot (会話 \| 投稿記録) 16,167 回編集 m ロボットによる追加: es:Tsuba ← 古い編集		2008年4月6日 (日) 09:35時点における版編集取り消しひゃっこ (会話 \| 投稿記録) 640 回編集 m編集の要約なし新しい編集 →
5行目: 真丸形（しんまるがた）・障泥形（あおりがた）・角形・木瓜形（もっこうがた）など、大小種々ある。古くは｢つみは｣といった。我が国の鍔の起源は少なくとも[[古墳時代]]まで遡ることが知られ、[[青銅]]製の倒卵形とよばれる鍔が、頭椎(かぶつち)大刀や環頭大刀 (（かんとうたち)）などに附帯して各地で発掘されている。その後、刀剣の形式が太刀様式から抜き打ちに至便な[[打刀]]様式に変化すると鍛鉄を極めて薄手に叩き締めた刀匠鍔や、甲冑師と呼ばれる素朴な風合いの鉄鍔が作られるようになる。これは、打刀が当初軽輩の用いた武器であったために、あくまでも機能性を重視した中で刀匠・甲冑師鍔が造られたためである。この刀匠・甲冑師に施される装飾は単に鉄地を簡単な文様を繰り抜いたもので、これを生透かしと呼んでいる。次いで[[室町幕府\|室町将軍家]]に従属した同朋衆の正阿弥派がデザイン性に優れた古正阿弥と呼称される透鍔を創始し、桃山期には埋忠明寿・金家・信家（桃山の三名人）などの巨匠が、それぞれ独自の境域を切り開いて芸術性の高い作品を多く遺している。この他にも無銘ながら意匠の繊細さで知られる京透・鉄味の尾張・武人の厳しい精神性を内包する金山鍔・赤銅地（しゃくどうじ）に深い彫りを施した美濃・鉄地に真鍮を嵌入した応仁や平安城・細川三斎好みの渋味を持つ平田・林・西垣・志水などの肥後鍔・洒脱さの赤坂・龍図を得意とした越前記内派・植物を画題として多く用いた武州伊藤派・布目象嵌の南蛮鍔・利寿、乗意、安親そして政随などの名人を輩出した奈良派など、全国各地で多種多様な鍔が作られた。 12行目: 「'''[[鍔迫り合い]]'''」（つばぜりあい）という語がある。これは相手の刀を鍔元で受け止めたまま押し合うことから、「激しく勝敗を争う」という意味である。「鍔試合」ということもある。 [[Image:Sword parts ja.png\|450px\|left\|thumb\|部位名称（[[洋剣]]）]] [[Category:刀剣\|つは]]

「鍔」の版間の差分