「利根川橋 (国道4号)」の版間の差分

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やがて[[大日本帝国陸軍|陸軍]]の近代化に伴って、部隊の移動に支障があるような河川に架橋する計画が持ち上がり、[[1924年]](大正13年)[[内務省 (日本)|内務省]]の手によって現在の上り橋が完成した。利根川の中・下流域で最初に架けられた近代的な道路橋である。
 
第二次世界大戦後の[[1947年]]9月に起こった[[カスリーン台風]]による災害後の利根川改修工事によって、[[堤防]]のかさ上げと古河側の引堤が行われ、それにあわせ橋脚のかさ上げと橋桁が増やされた。
やがて[[高度経済成長期]]を迎え、交通量が増加したことから[[1966年]]に上流側に新橋を建設、旧橋を上り・新橋を下り専用とした。
近年、国道を通る車両の大型化による負荷の増大と、建設から80年近くが経ったことによる老朽化や、橋脚数が多いことによる出水時の河川に対する悪影響などの理由により、上り橋が架け替えられることになり、[[2005年]]から現橋の下流側で2008年度内の供用開始を目指して工事が行われている。廃橋となる現上り橋は撤去されるが、土木工学史上価値のある近代化遺産であることから[[古河総合公園]]内で一部が保存される予定である。[http://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/06renewal/blog/kensetu/kensetu_7.htm]
 
==構造==