「砂山のパラドックス」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Melan (会話 | 投稿記録)
m →‎履歴現象: ヒステリシスリンク修正
44行目:
=== 履歴現象 ===
[[画像:Hysteresiscurve.png|thumb|この関数は、どのようにして現在の状態になったかに依存する多値関数である]]
もう1つの手法として[[ヒステリシス現象|履歴現象]]、すなわち砂の集合体がどういう形で始まったかという知識を使う手法がある。ある量の砂が最初からあれば、それは砂山と呼ばれる(それ以前の状態は問わない)。大きな砂山(明らかに砂山と呼べる量)が少しずつ削られていったとして、数粒の砂にまで減ったとしても「砂山状態」という属性は保持される。
 
一方、砂粒を少しずつ集めて同じ量になったとする。この場合は出発地点が異なるため、砂山とは見なされない。