「東京中小企業投資育成」の版間の差分

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==概要==
東京中小企業投資育成株式会社は、[[1963年]](昭和38年)に[[中小企業投資育成法]]に基づいて設立された。厳密にはベンチャーキャピタルでないと言われることもあるが、日本のベンチャーキャピタルの草分け的存在であることは間違いない。1986年に民間法人化され、現在では国の関与は弱い[[特殊会社]]という扱いになっている。[[静岡県]]・[[長野県]]・[[新潟県]]以東の18道県が営業範囲であり、それ以外の地域は姉妹会社である[[大阪中小企業投資育成]]と[[名古屋中小企業投資育成]]が担当する。
 
投資スタイルは長期保有で、社名にあるように育成を重視している。歴史ある中小企業には上場を求めず、安定的な配当を期待するという点が他の民間系のベンチャーキャピタルとの最大の違いである。若いベンチャー企業に対しては他のベンチャーキャピタルと同様に上場を期待するが、上場後も長期的に株式を保有することがある。ITや半導体、バイオといった成長産業だけでなく、製造業・卸売業・小売業といった成熟業種への投資も多い。他のベンチャーキャピタルと比べて地方への投資が多いことも特徴である。