「XB-51 (航空機)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
Hatabon (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
1行目:
{{ Infobox 航空機
[[Image:Xb51-6.jpg|thumb|240px|XB-51]]
| 名称=XB-51
| 画像=Image:Xb51-6.jpg
| キャプション=XB-51
| 用途=爆撃
| 分類=爆撃機
| 設計者=
| 製造者=[[マーチン|マーチン社]]
| 運用者
| 初飛行年月日=[[1949年]][[10月28日]]
| 生産数=2機
| 生産開始年月日=
| 運用開始年月日=
| 退役年月日=
| 運用状況=1952年にキャンセル
| ユニットコスト=}}
 
'''XB-51'''は、アメリカの[[マーチン|マーチン社]]が試作したジェット[[爆撃機]]。初飛行は[[1949年]]。試作のみで、制式採用はされなかった。
 
== 概要 ==
[[1945年]]に[[アメリカ陸軍攻撃隊航空軍]]向けの機体・XA-45として開発が開始された。1946年に名称変更によりXB-51となる。機体の主任務は、低空爆撃と近接航空支援である。完成した試作機は、1949年10月28日に初飛行した。
 
機体は、軍用機としては珍しい[[三発機]]である。二発がコックピット下の機体・顎の部分にそれぞれ取り付けられ、三発目は尾部に取り付けられ、そのインテイクは垂直尾翼前方にある。主翼は後退角35度で下半角が6度ついている。主脚は胴体に二重車輪でタンデムについており、補助脚が主翼端に装備されている。乗員は2名であり、後席手が航法などを行う。
 
[[1950年]]に[[アメリカ空軍]]は[[A-26 (航空機)|A-26攻撃機]]を更新するために、カナダの[[アブロ・カナダ CF-100|CF-100]]やイギリスの[[イングリッシュ・エレクトリック キャンベラ (爆撃機)|キャンベラ]]と比較した。結果、XB-51は低空飛行性能などに高い評価を受けたものの、その降着装置が未整備飛行場における運用に適しておらず、機体強度も低いと判断され、採用されなかった。
 
XB-51は試作機2機が製造されたのみであり、マーチン社は空軍に採用されたキャンベラ爆撃機の製造を行うこととなった。