「東海北陸自動車道」の版間の差分

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|名前 = 東海北陸自動車道
|総距離 = 184.8 [[キロメートル|km]]
|開通年 = [[1986年]] - [[2008年]]
|起点 = [[一宮ジャンクション|一宮JCT]]([[愛知県]][[一宮市]])
|主な経由都市 = [[各務原市]]、[[岐阜市]]、[[関市]]<br />[[郡上市]]、[[高山市]]、[[飛騨市]]<br />[[南砺市]]、[[砺波市]]
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|接続する主な道路 = 記事参照
}}
'''東海北陸自動車道'''(とうかいほくりくじどうしゃどう、''Tokai-Hokuriku Expressway'')は、[[東海地方]]と[[北陸地方]]を南北に結ぶ[[日本の高速道路|高速道路]]。[[2008年]][[7月5日]]全線開通予定
 
全区間が下記の通り[[高速自動車国道]]の路線に指定されている。
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[[画像:Tokai-Hokuriku Expressway.bunsuirei.01.JPG‎|right|thumb|ひるがの高原にある分水嶺]]
[[画像:Matsunokitouge-PA.03.JPG‎|right|thumb|松ノ木峠PA(仮称)1,085m 高速道路の標高日本一]]
東海北陸自動車道は[[愛知県]][[一宮市]]から[[岐阜県]]を[[経由]]して[[富山県]][[小矢部市]]へ至る[[高速道路]]([[高速自動車国道]])。'''東海北陸道'''(英略:TOKAI-HOKURIKU EXPWY)と略される。東海北陸両地域は現在[[国道156号]]で結ばれているが、岐阜・富山県境を中心に未改良区間が多く危険であることから、安定した交通の確保と交流の活性化を目的として建設されている。
 
[[飛騨清見インターチェンジ|飛騨清見IC]] - [[白川郷インターチェンジ|白川郷IC]]の25[[キロメートル|km]]が未開通である。この区間では[[天生峠]](あもうとうげ)直下を貫く[[飛騨トンネル]](10,712[[メートル|m]])が長らく掘削中であったが、大量の[[湧水]]に悩まされるなどの難工事を経て[[2007年]][[1月13日]]に本坑が貫通した(国内で2番目に長い道路トンネル)。これを受けて全線開通の時期を当初[[2008年]][[3月]]末と予定していたが、飛騨トンネル貫通点付近での地山の崩落や壁面の膨張などが発生したことを受け、急遽開通時期を同年[[7月]]頃に延期<ref>[http://www.nikkeibp.co.jp/news/const07q4/550694/ 貫通後も飛騨トンネル坑内の壁面が膨張、東海北陸自動車道の開通を延期] 日経BP 2007年11月6日付け</ref>、その後[[2008年]][[4月16日]]、[[中日本高速道路|NEXCO中日本]][[飛騨清見インターチェンジ|飛騨清見IC]] - [[白川郷インターチェンジ|白川郷IC]]間24.9kmを[[2008年]][[7月5日]]に開通全通させると正式に発表した。同時に東海北陸道全線開通記念割引も実施される。
 
[[高山市]]に位置する[[松ノ木峠 (岐阜県)|松ノ木峠]]は、[[高さ#地理|標高]]1,085mで、高速道路標高[[交通に関する日本一の一覧#道路|日本一]]である(真上に[[橋]]が架かっており、標高日本一の[[看板]]が掲げてある)。この位置は現在、資材置き場になっているが、[[松ノ木峠パーキングエリア|松ノ木峠PA]](仮称)が予定されている。開設すると、日本の高速道路にあるPA/SAの中では最も標高が高い場所となる。
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4[[車線]](片側2車線)で計画されているが、[[瓢ヶ岳パーキングエリア|瓢ヶ岳PA]] - [[小矢部砺波ジャンクション|小矢部砺波JCT]]は[[対面通行]]区間である。この内瓢ヶ岳PA - [[白鳥インターチェンジ|白鳥IC]]で4車線化工事を行っており、瓢ヶ岳 - [[郡上八幡インターチェンジ|郡上八幡IC]]及び[[ぎふ大和インターチェンジ|ぎふ大和IC]]- 白鳥の完成は2008年[[11月]]の予定で、残る郡上八幡 - ぎふ大和は2009年度完成の予定。
 
[[インターチェンジ]]付近(郡上八幡、白鳥、[[荘川インターチェンジ|荘川]]、飛騨清見、[[白川郷インターチェンジ|白川郷]]、[[五箇山インターチェンジ|五箇山]]、[[福光インターチェンジ (富山県)|福光]])と[[サービスエリア]]・[[パーキングエリア]]付近([[ひるがの高原サービスエリア|ひるがの高原SA]]、[[松ノ木峠パーキングエリア|松ノ木峠PA(仮称)]])))は4車線化されている。また、[[飛騨河合パーキングエリア|飛騨河合PA]]へと流入する前後のトンネル内で3車線区間がある。
 
[[休日]]の[[交通量]]が[[平日]]に比べて非常に多く、昼間12時間交通量調査(17([[2005]]度)では[[高速自動車国道|高速道路]]においてけるベスト5に3区間入る。白鳥IC~IC - [[高鷲インターチェンジ|高鷲IC]]が1.7[[乗法|]] ぎふ大和IC - 白鳥IC 郡上八幡IC~IC - ぎふ大和IC が1.6倍となっている。対面通行となる[[美並インターチェンジ|美並IC]]以北で[[渋滞]]する事が多い。通行する車両は[[普通自動車|普通車]]が約8[[割]]を占めており、[[大型自動車|大型車]]・[[特定大型車|特大車]]の割合は1割に満たない。
 
通行する[[車両]]は[[普通車]]が約8割を占めており、[[大型車|大型]]・[[特大車]]の割合は1割にも満たない。
 
五箇山IC - 福光ICには[[袴腰トンネル]](5,939m)が、飛騨清見IC - 白川郷ICには[[飛騨トンネル]](10,712m)があるため、同区間では[[タンクローリー]]などの危険物積載車両は通行できない。
 
[[郡上市]][[高鷲村|高鷲町]]の[[ひるがの高原]]には[[分水嶺]]があり、現地には看板がある。[[高さ#地理|海抜]]957m
 
山間部を通るため[[トンネル]]が多く、上り線54、下り線56のトンネルが作られる計画となっている。(トンネルの数が違う区間は建設中の[[美並インターチェンジ|美並]] - [[郡上八幡インターチェンジ|郡上八幡]]間
 
標高の高い区間を通るため、白鳥IC以北を中心に[[タイヤチェーン|チェーン規制]]を実施することが多い。また、ぎふ大和IC~IC - 荘川ICにかけて[[霧]]による規制も若干ある。
 
== 接続高速道路 ==
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* [[2005年]][[3月19日]]:美濃関JCT開通により東海環状道と接続
* [[2007年]][[1月13日]]:飛騨トンネル貫通
* [[2008年]][[7月5日]]飛騨清見IC・JCT - 白川郷IC開通により、'''全線開通予定'''
 
== 車線数 ==
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== 交通量 ==
2007年10月分 高速道路統計月報(高速道路と自動車 2008年1月号)
* 高速道路通行台数(台)
** 51,437 (前年比 101.6%)
* 高速道路車種別全線平均交通量(台)(比率%)(一宮JCT - 飛騨清見)
** 軽自動車 1,186 (8.0%)
** 普通車 11,511 (78%)
** 中型車 1,038 (7.0%)
** 大型車 740 (5.0%)
** 特大車 294 (2.0%)
* 日全線平均交通量(台)
** 14,772 (前年比 100.2%) (一宮JCT - 飛騨清見)
** 3,416 (前年比 98.2%) (白川郷 - 小矢部砺波JCT)
* 日出入交通量(台) 
** 84,490 (前年比 101.7%) (一宮JCT - 飛騨清見)
** 5,761 (前年比 95.8%) (白川郷 - 小矢部砺波JCT )
 
 
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== 外部リンク ==
* [http://www.c-nexco.co.jp/info/others/080416111700_1.html NEXCO中日本 東海北陸自動車道全線開通]
 
* [http://www.tokai-hokuriku.com/ この道から、たくさんの出会いを。We Meet, 東海北陸自動車道(特設サイト)]
* [http://www.jehdra.go.jp/ 独立行政法人 日本高速道路保有・債務返済機構]
* [http://www.c-nexco.co.jp/ 中日本高速道路株式会社]
* [http://www.tokai-hokuriku.com/ 東海北陸自動車道 2008年7月5日開通!- NEXCO中日本]
 
{{日本の高速道路}}