削除された内容 追加された内容
たね (会話 | 投稿記録)
変圧器2005年5月11日 (水) 21:54 より追加・移動。執筆者:しまでん,211.133.49.81,62.111.198.118,Sei,219.122.217.70,他
たね (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
3行目:
鉄損はヒステリシス損とうず電流損(渦電流損)の和で表される。
 
== ヒステリシス損 ==
ヒステリシス損は磁性材料のもつ磁気特性のヒステリシスによって生じる。また、この損失はヒステリシス曲線で表される。
 
== うず電流損==
うず電流損は、鉄心の中に生じるうず電流によって生じる。高周波になるほどうず電流損の比率が大きくなる。うず電流を流れにくくするために、材料として、透磁率が高いが、[[導電率]]の低い材料を使ったり、うず電流の大きさは板厚の2乗に比例するので、薄い材料を重ねて使うなどの方法がとられる。
 
==関連項目==
*[[銅損]]
*[[変圧器]]
 
==最大磁束密度 ==
最大[[磁束密度]]は次式のような関係がある。
 
<math>B_m=k\frac{E}{fA}</math> …1
19 ⟶ 11行目:
B<sub>m</sub>:最大磁束密度 f:周波数 A:鉄心の断面積 k:比例定数
 
==== ヒステリシス損== ==
ヒステリシスは鉄心の[[磁区]]が[[交番磁界]]によって磁界の向きを変えるときの損失である。次のスタインメッツの実験式で表される。
 
<math>P_h=k_hfB_m^{1.6}</math>
30 ⟶ 22行目:
<math>P_h=k_h' \frac{E^{1.6}}{f^{0.6}}</math>
 
また、この損失はヒステリシス曲線で表される。
====うず電流損====
 
磁束変化によって鉄心に流れる渦電流による損失である。次式で表される。
== うず電流損==
うず電流損は、鉄心の中に生じるうず電流によって生じる。高周波になるほどうず電流損の比率が大きくなる。うず電流を流れにくくするために、材料として、透磁率が高いが、[[導電率]]の低い材料を使ったり、うず電流の大きさは板厚の2乗に比例するので、薄い材料を重ねて使うなどの方法がとられる。
 
<math>P_e=k_e\frac{(tfB_m)^2}{\rho}</math>
41 ⟶ 35行目:
<math>P_e=k_e' \frac{(tE)^2}{\rho}</math>
 
==関連項目==
*[[銅損]]
*[[変圧器]]
 
[[Category:電気|てつそん]]