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『'''懐風藻'''』('''かいふうそう''')は、現存する最古の日本[[漢詩]]集。
[[奈良時代]]、[[天平勝宝]]
近江朝から奈良朝までの64人の作者による116首の詩を収めるが、序文には120とあり、現存する写本は原本と異なると想像されている。作品のほとんどは五言詩で、平安初期の勅撰
▲近江朝から奈良朝までの64人の作者による116首の詩を収めるが、序文には120とあり、現存する写本は原本と異なると想像されている。作品のほとんどは五言詩で、平安初期の勅撰3詩集が七言詩で占められているのと大きく異なる。
作者は、天皇をはじめ、大友・[[川島皇子|川島]]・[[大津皇子|大津]]などの皇子・諸王・諸臣・僧侶など。作風は中国大陸、ことに浮華な[[六朝]]詩の影響が大きいが、初唐の影響も見え始めている。
古代日本で漢詩が作られ始めるのは、当然大陸文化に連なろうとする律令国家へ歩みが反映されている。『懐風藻』の序文によれば、近江朝の安定した政治による平和が詩文の発達を促し、多くの作品を生んだという。
なお、『懐風藻』には『[[万葉集]]』に歌のない[[藤原不比等]]の漢詩が
== 作者 ==
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*[[藤原宇合]]
*[[藤原麻呂]]
==関連項目==
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*[[遣唐使]]
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[[Category:日本文学]]
[[en:Kaifūsō]]
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