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'''共通結合機構'''(きょうつうけつごうきこう、Common Berthing Mechanism : '''CBM''')とは、[[国際宇宙ステーション]]でロシア以外の与圧モジュールを接続するのに使われている結合機構である。
 
共通結合機構は、アクティブ共通結合機構 (ACBM) とパッシブ共通結合機構 (PCBM) の2つで構成されている<ref>[http://spacecraft.ssl.umd.edu/design_lib/ICES01-2435.ISS_CBM.pdf The Common Berthing Mechanism (CBM) for International Space Station] (PDF)</ref><ref>[http://iss.sfo.jaxa.jp/glossary/jp/data/00015.html 共通結合機構:CBM] -- [[JAXA]]</ref>。いったん接続されると CBM の2つの側面が圧力で密封され、電力や通信や流体が自動的に流れるようになる。乗員あとは流体ホースをクルーが接続すると結合は完了する。ちなみにクルーの通路は51インチ (130cm) である。
 
共通結合機構が初めて使われたのは、国際宇宙ステーションの[[ユニティモジュール]]と[[ISSトラス構造体#Z1トラス|Z1トラス]]の接続である。
 
日本の無人補給機である[[宇宙ステーション補給機]] (HTV) や [[:en:SpaceX Dragon|SpaceX Dragon]] カプセルといった将来の宇宙船のドッキングにも CBM が使われることになっている。