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{{コンピュータゲーム
| Title = プロ野球?殺人事件!
| PlatGenre = ファミリアドベンチャコンピュ
|Plat = ファミリーコンピュータ
| Dev =
| PubDev = カプコン
|Pub = カプコン
| Date = 1988年12月24日
| SalePlay = 1人
|Media = [[バッテリーバックアップ]]搭載[[ロムカセット|ROM]]
| Genre =
| Date = 1988年12月24日
| Play = 1人
|Price = 5900円(税別)
| Media =
| Price =
| etc =
}}
 
'''プロ野球?殺人事件!'''(ぷろやきゅう さつじんじけん)は、[[1988年]][[12月24日]]に[[カプコン]]により発売された[[ファミリーコンピュータ]]用の[[ゲームソフト]]である。一人用[[コンピュータRPG|RPG]]&[[アドベンチャーゲーム]](バッテリーバックアップ)
 
==ゲーム内容概要==
'''プロ野球?殺人事件!'''(ぷろやきゅう さつじんじけん)とは、[[1988年]]に[[カプコン]]により発売された[[ファミリーコンピュータ]]用の[[ゲームソフト]]である。一人用[[コンピュータRPG|RPG]]&[[アドベンチャーゲーム]](バッテリーバックアップ)。
===構成===
分類上は殺人事件を題材とした推理[[アドベンチャーゲーム]]ではあるものの、従来の推理アドベンチャーゲームのようにウィンドウ形式による1対1の問答などに留まらず、[[ロールプレイングゲーム]]や[[シューティングゲーム]]などの要素を盛り込んでいる特徴があり、この点については[[ナムコ]](現・[[バンダイナムコゲームス]])から発売された『[[さんまの名探偵]]』の手法によく似ていると評される。
 
===プレイヤー===
==あらすじ==
プレイヤーは作品の主人公『いがわ すぐる』となり、7つの都市(横浜、川崎、東京、所沢、名古屋、広島、大阪)を回りながら警察の捜査網をかいくぐり、自身の潔白と事件の真相を調査、究明する。
元プロ野球選手「ガンアンツ」のエースだった「いがわ すぐる」が、後輩の「ほら たつのり」によって殺人事件に巻き込まれてしまう。
 
画面上部に表示される『LP(ライフポイント)』([[ヒットポイント]]と同義)の最大値は99で、数歩進むごとに1ずつ減少していく仕組みとなっており、何らかの理由で0になると特定の地点からの再スタートとなる。
==ゲーム内容==
*殺人事件で指名手配されてしまったいがわが、無実を証明するために様々な調査に乗り込むRPGゲーム。
*基本的にはRPGだが、捜査時にはアドベンチャーゲーム画面に切り替わる。
*全国に指名手配されてるため警察に見つかると追いかけられてしまう(音楽が変わり警官とのチェイスゲームになる)。
*車で移動している際にパトカーに見つかると、パトカーとのカーチェイスになる。
*警察に捕まった場合、警官がいがわだと気づかなければそのまま逃げる事が出来るが、気づかれてしまった場合警官との戦闘モードになる(いがわが警官にボールを投げつけるシューティング風)。
*終盤以降は私服刑事も現れて難易度がさらに上がる。
*いがわの体力が99から始まり0になると倒れてしまい自宅まで強制的に戻されてしまう(中盤以降は留置所に収監される)。
 
主人公は常に警察に追われている身の上であるため、マップ上に配置された警察官に見つかると音楽が変わって逃走モードとなる。
==登場人物==
*いがわ すぐる - 元ガンアンツのエースでありこのゲームの主人公、警官と戦う時の武器は野球ボール。モデルは[[江川卓 (野球)|江川卓]]。
*ほら たつのり - ガンアンツの野手。いがわを事件に巻き込んだ張本人、札束を持っていがわ宅に行ったところを警官に見つかってしまう。モデルは[[原辰徳]]。
*いがわ まきこ - いがわの妻。事件での様々なヒントをくれる。
*かきふ まさゆき - タイガーキャッツの野手。モデルは[[掛布雅之]]。
*おの ひろゆき - 東西出版の 写真雑誌のカメラマン。9月8日に姿を消して行方不明。
*はらだ のぶやす - 東京印刷の社員。9月8日、都内のプリンセスホテルの地下駐車場で死体となって発見された。
 
==登場場所=変装===
本作の大きな特徴の一つとして『変装』システムがあり、これを利用する事によって警察の職務質問による回避成功率が大きく上昇するほか、特定の人物への接触などが可能になる。変装に必要な道具は全てデパートで買い揃えられるが、あくまで変装は職務質問での回避成功率が上がるだけであって、マップ上で警察に見つかれば追跡される事には変わりは無い。
*いがわの店キリコ(スタート地点、いがわが引退後経営しているレストラン)
 
*いがわ宅(いがわの自宅、体力を回復させたり奥さんと会話できる)
===プロテスト===
*野球場(様々な場所にある野球場、重要なヒントがもらえる(通行パスがないと入れない))
本作では一部の都市で開催されている球団のプロテストを受験出来るというイベントがあり、3つのミニゲームをクリアする事でプロテスト合格と見なされる。
*プリンセスホテル(事件発生場所、警官が見張ってる)
 
*100mダッシュ
*10本ノック
*模擬戦
 
===逃走モード===
主人公『いがわ すぐる』は警察に追われているため、街中や一部の建物に存在する警察官に見つかると音楽が変わって逃走モード1に移行する。警察官の追跡スピードはプレイヤーと同じであるため、警察官がプレイヤーに接触するまでにマップを切り替えるなどして警察官の追跡を振り切れば逃走モードは解除される。プレイヤーが逃げ切れずに警察官と接触してしまうと、職務質問による逃走モード2へと移行するが、この時の質疑応答は完全にランダムであるため、時には変装をしていても一発で見破られてしまう事もあり、職務質問の回避を失敗すると縦方向のシューティングゲームによる逃走モード3へと移行する。この逃走モード3での被弾ダメージは前述のLPと直結している。
 
==主要キャラクター==
*いがわ すぐる([[江川卓 (野球)|江川卓]])
本作の主人公。元ガンアンツのピッチャー。血相を変えて自宅に飛び込んできた後輩のほらの一件から事件に巻き込まれてしまい、自身の潔白を証明するために警察の目をかいくぐりながら事件の真相を調査する事となった。
 
*ほら たつのり([[原辰徳]])
ガンアンツの野手。ひょんな事から札束入りのアタッシュケースを手にする事となってしまい、困り果てていがわに相談に行った所で警察の手が伸びたため逃走してしまった。
 
*かきふ まさゆき - タイガーキャッツの野手。モデルは[[掛布雅之]]
タイガーキャッツの野手。ストレスで悩んでいたほらに相談を持ちかけられ、プリンセスホテルの駐車場で話をしている時におおたにアタッシュケースを押し付けられた場面に居合わせていた。
 
*おおた かずひこ
報日スポーツの記者。ほら担当の記者だったが、事件が発生した9月8日にプリンセスホテル地下でほらにアタッシュケースを押し付けた張本人。それ以後は行方不明となっている。
 
*おの ひろゆき
東西出版のカメラマン。9月8日の出社を最後に行方不明となっている。
 
*はらだ のぶやす
*はらだ のぶやす - 被害者。東京印刷の社員。9月8日、都内のプリンセスホテル地下駐車場で死体となって発見された。
 
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