「遠刈田温泉」の版間の差分

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'''遠刈田温泉'''(とおがったおんせん)は、[[宮城県]][[刈田郡]][[蔵王町]](旧国[[陸奥国]]、明治以降は[[磐城国]])にある[[温泉]]である
 
== アクセス歴史 ==
開湯は約400年前の[[1601年]]とされるが、そのはるか以前、金商人の金売橘次によって開かれていたとも伝えられる。非常に豊富な湯量に相応しく、古くは「湯刈田」(とうがった)を地名としていた。そのため現在でも「遠刈田」の読みは「"'''とお"'''がった」と「"'''とう"'''がった」の事実上2つ有ると言って良い。かつては蔵王連峰へと至る信仰客、登山客の宿場街として賑わいを見せたが、近年では周辺スキー場や付近の高原地帯などへの観光客が多くなった
*鉄道:[[東北新幹線]]・[[白石蔵王駅]]より[[ミヤコーバス]]で約50分、遠刈田温泉下車。
 
*高速バス: [[仙台駅]]前から[[ミヤコーバス]]・特急[[仙台~村田・蔵王町線]]で72分、遠刈田温泉下車。
かつて[[1917年]](大正6)年には[[仙南温泉軌道]]によって鉄道が敷かれ、駅が設置された事があった。しかし線形の悪さや車両動力の非力さのため非常に鈍足で、後に開かれたバスとの競争に敗れ僅か20年で([[1937年]]廃線となった。
*道路:[[東北自動車道]]・[[村田インターチェンジ|村田IC]]、[[白石インターチェンジ|白石IC]]から約17km。
*道路:[[山形自動車道]]・[[宮城川崎インターチェンジ|宮城川崎IC]]から約12km
 
== 泉質 ==
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足腰の病気に対する効能が強いとされ、古くは[[湯治#湯治場|湯治場]]であった。
 
== 温泉街の様子 ==
[[画像:Hotspring Tohgatta Miyagi 01.jpg|thumb|right|200px|蔵王町遠刈田福祉センター(2004年撮影)]]
[[画像:200703061355000.jpg|thumb|right|200px|神の湯(2007年3月6日撮影)]]<!--現在の神の湯さんなんですけど...-->
[[蔵王連峰]]の東麓に温泉街がある。また周辺の高原地帯にも広く宿泊施設などが点在している。
 
公設の[[公衆浴場]]は2軒あり、いずれも温泉街の中心部に設置されている。そのうち「神の湯」(旧、蔵王町遠刈田福祉センターをリニューアルしたもの)には、観光案内所や[[足湯]]なども併設され、文字通り温泉街の顔的な施設となっている。もう一つの浴場「寿の湯」は、湯の熱さと小振りな風情ある建物で知られ、観光客にも人気が有る。
 
この地はまた[[鳴子温泉]]、[[土湯温泉]]、[[温湯温泉 (青森県)|温湯温泉]]などと共に[[こけし]]で名を知られた温泉でもあり、街の周辺には幾つかの製造所が見られる。
 
== 歴史アクセス ==
*鉄道:JR[[東北新幹線]]・[[白石蔵王駅]]より[[ミヤコーバス]]で約50分、遠刈田温泉下車。
開湯は約400年前の[[1601年]]とされるが、そのはるか以前、金商人の金売橘次によって開かれていたとも伝えられる。非常に豊富な湯量に相応しく、古くは「湯刈田」(とうがった)を地名としていた。そのため現在でも「遠刈田」の読みは「"とお"がった」と「"とう"がった」の事実上2つ有ると言って良い。かつては蔵王連峰へと至る信仰客、登山客の宿場街として賑わいを見せたが、近年では周辺スキー場や付近の高原地帯などへの観光客が多い。
*高速バス: [[仙台駅]]前から[[ミヤコーバス]]・特急[[仙台~村田・蔵王町線]]で72分、遠刈田温泉下車。
 
*道路:[[東北自動車道]]・[[村田インターチェンジ|村田IC]]、[[白石インターチェンジ|白石IC]]から約17km。
かつて[[1917年]](大正6)年には[[仙南温泉軌道]]によって鉄道が敷かれ、駅が設置された事があった。しかし線形の悪さや車両動力の非力さのため非常に鈍足で、後に開かれたバスとの競争に敗れ僅か20年で([[1937年]])廃線となった。
*道路:[[山形自動車道]]・[[宮城川崎インターチェンジ|宮城川崎IC]]から約12km
 
== 関連項目 ==
*[[温泉]]
{{ウィキポータルリンク|温泉}}
*[[温泉]]、[[温泉街]]、[[外湯]]、[[温泉番付]]
*[[日本の温泉地一覧]] - [[日本の温泉画像一覧]]
*[[こけし]]
{{ウィキポータルリンク|温泉}}
 
[[Category:宮城県の温泉|とおかつたおんせん]]