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原義と、派生したいろいろな水月。観音、兵法、荒木又右衛門、服部中庸、川端康成、人体急所、クラゲ。
m ミス訂正&階層直し。どれがどの意味の下階層なのかいまいち不勉強です……
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'''水月'''(すいげつ)は、元来「水と月」「水に映った月」などを意味する。この語の意味するところは宗教から兵法まで非常に多岐に亘り、その一方で旅館や甘味処の名前としても知られており、たとえば[[森鴎外]]が[[舞姫]]を執筆した屋敷は『[http://www.ohgai.co.jp/ 水月ホテル鴎外荘]』として2004年現在も営業している。
#水と月。
#:人柄の爽やかな人の事。
#水に映った月。主に池や湖などの水面に映った月を言う。
#:転じて、実体の無い幻のようなもののこと。[[菅家後集]]に「''ひとえに水月をもちてねむごろに空観す''」とある。
##水月(すいげつ/すいがつ)観音は、観音像のひとつ(三十三観音の一つ)で、[[観世音菩薩]]と、水面に映った[[月]]を主題として構成される。
##兵法における陣立てのひとつで、水に映る月のように双方が対峙している様から。
#:『伊賀の水月』は、『荒木又右衛門』とも題される“36人斬り”の名場面で有名な[[講談]]で、赤穂浪士・曾我兄弟と並んで日本三大敵討ちの一つとされる「伊賀越えの敵討ち」を扱っている。この物語は[[1958年]]に[[大映]]によって映画化されている。
##[[川端康成]]が[[1953年]]に[[文藝春秋]]に発表した短編小説。手鏡が重要な小道具として全編を貫いており、終わり近くで水面に映る月が象徴的に扱われている。[http://www.karai.com/bungaku/suigetsu.html 全文]
#:水月湖は、[[三方五湖]]のひとつで、その中で最大の面積を占める。
#[[本居宣長]]の弟子で[[江戸時代]]中期の[[国学者]]、[[服部中庸]]の号。
#[[川端康成]]が[[1953年]]に[[文藝春秋]]に発表した短編小説。手鏡が重要な小道具として全編を貫いており、終わり近くで水面に映る月が象徴的に扱われている。[http://www.karai.com/bungaku/suigetsu.html 全文]
#[[武術]]に於ける人体急所の一つ。
#:鳩尾の部分に位置し、[[当身技]]においてはここを拳などを用いて強く打つ。フィクションの世界ではこの一撃で容易に人間を気絶させることができるが、現実はそう甘くはない。眼球などのような「かするだけで効果絶大」の急所とは異なり、施術する側にもそれなりの技術・腕力が必要とされる。
#:流派によっては「胃臓のところ」と説明する。ただ、ここでいう五臓六腑が現代医学の意味するものと一対一で対応するとは考えないほうが適切かもしれない。この急所は強く突き当てることによって一瞬息が止まり、敵を倒すことができるという。
#人柄の爽やかな人の事。
#[[クラゲ]]を意味する言葉。通常[[仮名漢字変換]]システムではは「水母」「海月」などしか出てこないが、[[漢和辞典]]ではこの表記も記述されている。
#水月湖は、[[三方五湖]]のひとつで、その中で最大の面積を占める。
#ゲームのタイトル。以下に詳述。
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