==スタイル・機構==
M1のプロジェクトは、1972年に''BMWミュンヘン博物館''の開館を記念して作られた'''BMW・ターボ クーペ'''から来ており、にそのルーツを持つ。[[BMW・2002]]用の直列4気筒ターボを[[ミッドシップ]]に搭載したこの車は、M1プロジェクトの精神的なモチーフとになったと言えよう。
開発段階の初期には'''E-26'''と呼ばれていたM1は、ヨーロッパGTカーレースへの参戦、中でもポルシェを目標にして立ち上がり、狙うカテゴリーは、始めとするモンスター勢ひしめくグループ4、及およびグループ5に定められへの参戦を目標としていた。心臓部に自社製となるの4.5リッターV型12気筒エンジンを用意し、ボディデザインに巨匠[[ジョルジェット・ジウジアーロ]]を起用したことからも、M1の完成にかけるBMWがの本気の体制でこの車度合いを完成させよ伺うとしていたことは明らかがであきる。
しかし、[[オイルショック]]の風が吹く一般世論から中、大きく重く、明らかにエコロジーとは無縁なV型12気筒エンジンは、一般世論に反するものとして葬り去られ、ることになる。更に、BMWのレース用車両の開発を手がけていた[[M Gmbh|BMWモータースポーツ]]社の開発・製造キャパシティは既存のプロジェクトで手一杯で、とてもM1の開発を請け負っていられる状況ではなかった。そこで、事実上操業停止状態にあり、経営破綻の危機に限りなく近づいていた[[ランボルギーニ]]社にシャシー関連の製造の全てを託すこととなる。
開発には、レーシングカー関連の設計を手がけ、のちにレーシングカーのシャシーを製作する会社を興した[[ジャンパオロ・ダラーラ]]が行っ担当した。シャシーには角型鋼板で形成されたセミスペースフレームを採用し、全ての応力を強靭なフレームのみで受け止める構造となっている。そのため、ストレス応力のかからない外板は全て[[繊維強化プラスチック|FRP]]製で、ボルトオンと接着を併用して取り付けられていたる。
心臓部には、採用を撤回されたV型12気筒エンジンに代わり、ヨーロッパツーリングカーレース用に開発された、M88型直列6気筒DOHCエンジンが選ば採用された。3.5リッターの排気量を持つこのエンジンは、[[燃料噴射装置|'''Kügelfisher|クーゲルフィッシャー''']]社の機械式[[燃料噴射装置|インジェクション]]を組み合わせ、277馬力をリミッター直前の6500回転で277馬力を発生させる。また、低回転域から分厚いトルクを発生する特性は、典型的なビッグシックスエンジンに設定された結果の典型だとい言えるよう。
このユニットは長大であり、その結果ホイールベースを伸ばしてしまの延長という弊害をもたらしたが、潤滑系統に、エンジン自体を上に持ち上げてしまう[[ウェットサンプ]]方式ではなく、エンジン下に垂れ流れて来るオイルを受けておくるための[[オイルパン]]を事実上取り払うことができる[[ドライサンプ]]方式を採用していたすることでにより、かなり低い位置にまで重心の高いエンジンの搭載位置を大幅に下げて搭載することができを可能とした。そのため、[[軸|クランク軸]]は地上から18.5㎝に設定されている。
==生産に至るまで==
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