「シス (化学)」の版間の差分

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錯体化学について節分け
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このように、二重結合を軸として同じ側に2個の置換基がある場合を'''シス'''、反対側にある場合を'''トランス'''と呼ぶ。
 
ほか、環状化合物(シクロ化合物)や平面配位型の錯体などでも幾何異性体が存在する。詳細は項目:[[幾何異性体]]を参照されたい。
 
== 立体配座 ==
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シス型の化合物をトランス型のものと区別する場合、'''シソイド''' (cisoid) と呼ぶことがある。例えば、[[ディールスアルダー反応]]において、1,3-[[ブタジエン]]はシソイドとならなければジエノフィルと反応しない。そのために反応性が[[シクロペンタジエン]]に比べて劣る。
 
== 錯体化学 ==
[[Image:Cisplatin.svg|thumb|150px|シスプラチンの構造式]]
白金やパラジウムなど、平面四配位型の[[錯体]]において、2個の同種の配位子が隣接する配位点、すなわち対頂角ではない配位点に位置するとき、その位置関係を「シス」と称する。[[シスプラチン]]はシス型の錯体の一例である。両錐型の錯体でも同様に、隣接する2配位点に同種の配位子が位置することを「シス」と呼ぶ。
 
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[[Category:立体化学]]
[[Category:錯体化学]]
 
[[en:Cis-trans_isomerism]]