「土踏まず」の版間の差分

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'''土踏まず'''(つちふまず)とは、[[ヒト]]の足裏にある[[アーチ]]形状である。土踏まずは片足に三箇所(厳密に言えば四箇所)あり、それぞれ、[[前後]]方向、[[左右]]方向、[[水平]]回転方向の[[姿勢制御]]を容易にする。また、アーチ形状が[[バネ]]のように作用することで、[[足]]にかかる[[衝撃]]を緩和させる役割もある。
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[[直立二足歩行]]を行うことで次第に形成されるため、生まれたばかりの[[赤ん坊]]にはない。なお、直立二足歩行はヒト以外の動物にも見られるが、土踏まずが形成されるのはヒトだけである。
 
足に合わない[[靴]]を履くなど、足の使われ方によっては、土踏まずが正常に形成されないことがある。土踏まずが正常に形成されていない足を、[[扁平足]]と呼ぶ。ただし、外観上で確認できなくても、骨格としては形成されていることがあり、足裏が見かけ平らであっても扁平足とは限らない。
 
==運動能力==
土踏まずのアーチ形状は、[[模式]]化すると、接地するのが2点となる。この2点にかかる圧力の差によって、さながら[[差動トランス]]制御のように、[[脚]]の[[筋肉]]が連動することで、円滑な姿勢制御を実現している。
 
扁平足の者は、脚が疲れやすいと言われているが、姿勢情報の入力[[センサー]]とも言える土踏まずの機能がない、もしくは低下していることにより制御が遅れ、必要以上の脚力を使って[[バランス]]を取っているからだと考えられる。
 
運動においては、[[平衡感覚]]、つまり瞬時に力を発揮しやすい姿勢が取れるか否かが、[[反応]]速度([[瞬発力]])や動作の切り返しに大きな影響を与え、土踏まずの有無によって顕著な差が生じると考えられている。昨今、([[子供]]の)土踏まずの成育を[[足育]]と称し、靴や[[草履]]が見直される傾向もあるが、靴の高機能化によって足が[[過保護]]になり、土踏まずが正常に形成されなくなるのを憂慮してのことであろう。
 
[[裸足]]で生活することで、土踏まずの成長によいという意見がある。子供の足を鍛え、土踏まずの成長を促す取り組みとして、[[保育園]]・[[幼稚園]]・[[小学校]]などで常に裸足で生活させ、裸足で歩いたり走ったり、足を鍛える運動を積極的に取り入れる、[[はだし教育]]というものが注目されている。全国各地の学校で取り入れられている。
 
また、[[草履]]や[[下駄]]など[[鼻緒]]付の履物を普段活用することで、足の筋肉の鍛錬になり、土踏まず形成に効果があるとされる。学校でのはだし教育に絡め、鼻緒付の履物を素足で履くよう指定する学校などもある。また、「健康草履ミサトっ子」という[[奈良県]][[三郷町]]特産の草履があり、学校履きとするほか、親が子供に履くよう買い与える例も多い。
 
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==第二の心臓==
[[サル]]や[[チンパンジー]]などの[[類人猿]]は、直立二足歩行の際、[[膝]]でバランスを取っているため、姿勢が低くなる。一方、ヒトは土踏まずの機能により、比較的、高い姿勢(膝を伸ばした状態)で歩くことができる。姿勢が高くなるほど、全身に[[血液]]が行き渡りにくくなるが、ヒトの脚の筋肉は極めて緻密に制御されており、細かい伸縮の繰り返しによって、姿勢を安定させると共に、さながら[[ポンプ]]のように、血液の[[循環]]を助けると言われている。歩くことによって血行が良くなることは知られており、脚が第二の心臓と呼ばれる所以である。
 
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==二足歩行ロボット==
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==関連項目==
*[[人体]]/[[身体]]/[[脚]]/[[指]]/[[爪]]/[[踵]]/[[爪先|爪先(つま先)]]
 
{{biosci-stub|つちふます}}
[[category:人体|つちふます]]
[[category:器官|つちふます]]
[[Category:歩行|つちふます]]
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