「条件法」の版間の差分

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'''条件法'''(じょうけんほう)とは、[[インド・ヨーロッパ語族]]に属する[[言語]]での文法概念である[[活用法 (文法)|法]]のひとつ。[[英語]]では、[[接続法#英語仮定法|仮定法]]のうち、wouldを使う活用形に相当の部分、なわち、ifで導かれ条件節を含まず、主節の動詞の活用のみを指す<ref>ただし、一部に独立的な項目としてあつかう研究者もいる。(井上1971,p.430)</ref>。なお、日本での[[スペイン語]]教育においては[[直説法]]過去未来(完了)時制として教えられている時制も、同じ機能を担っている。
 
この[[時制]]として考えた場合、現実性に乏しい仮定の帰結を述べる際に使われる。英語でいくつか例を出して紹介しよう
 
===英語の例===
* If I were a millionaire, I would buy this house.
 
* ''If'' I ''were'' a millionaire, I '''would''' buy this house.
(大金持ちであればこの家を買うのだが: 現実には大金持ちではない)
* ''Without'' your support I '''wouldn't have finished''' this work.
(あなたの手助けがなければ私はこの仕事を終えることはできなかったでしょう: 実際には手助けがあった)
 
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また、英語などで非常に丁寧な依頼の文章を作る場合にI would like toという表現を使うが、これはこの条件法から派生した用法である。
==脚注==
<div class="references-small">
<references/>
</div>
==参考文献==
井上義昌編『詳解英文法辞典-縮刷版-』開拓社,1971年 ISBN 4-7589-0013-2
 
 
==関連項目==