「新町紡績所」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
КОЛЯ (会話 | 投稿記録)
m -cat
9行目:
 
== 建造物の現状 ==
現在カネボウクラシエフーズの所有している約2万坪の敷地内には、創業時の工場を始め、明治30年代のレンガ倉庫、40年代の木造[[のこぎり屋根]]工場、大正~昭和期と思われる鉄筋コンクリートののこぎり屋根工場、変電室など歴史的な建物が数多く残っている。特に山添喜三郎が設計した創業時の工場は、木造平屋(約500坪)で、一部に改造はあるものの、建設当初の構造がほぼそのまま完全に残り、外壁は中庭部分を除く部分、屋根もほぼ全部が1877年(明治10年)と推定されている(コの字形の建物の中庭に[[1907年]](明治40年)の拡張工事による増築部分がある)。<!---これまでうわさだけであった日本人設計の最古の本格的工場、富岡製糸場に次ぐ[[官営工場]]の現存が現実の物となりました。--->
 
親会社のクラシエは、[[産業再生機構]]の支援下での企業再建を経て化粧品部門が独立、残った部門はカネボウトリニティホールディングスという国内ファンド3社が出資した新会社の傘下に再編された。地元旧新町地区では、再発見されたこの貴重な[[近代化遺産]]を守るため、住民の保存運動が開始され活発な活動が行われている。<!---前途も多難なものが予想されます。--->
 
== 外部リンク ==