「反証主義」の版間の差分

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法律に対する誤解
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ポパーの時代にはまだ統計学は未発達だった。「[[仮説検定|統計的検定]]」という概念も無かったので、スペクトラム状(無段階、連続的)に信頼度が変化してゆく、というところまで考えを高めることができておらず、「シロ」か「クロ」という、実態にそぐわない、乱暴な態度を生み出しがちである。
 
==反証主義と法的な「推定無罪」の比較==
法律の世界でも、真偽の判定は常に問題となっている。明らかに有罪との証拠がなければ、被告人は「法的には」無罪と同等に扱う。これを「[[推定無罪]]」と呼ぶ。
反証主義は、2つの条件を満たさないものはとりあえず全てNGとの判定を下してしまう。喩えるならば、"推定有罪" の手続きである。この、他者に対する敬意や配慮の欠如が社会的な問題を引き起こしている。
 
==運用上の重要な注意点:反証主義の判定結果が後に反転することがあるという問題==