「松本幸四郎 (5代目)」の版間の差分

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当り役は『[[菅原伝授手習鑑]]・寺子屋』の松王、『[[仮名手本忠臣蔵]]』の高師直、『[[義経千本桜]]』の権太。とくに『伽羅先代萩』の'''仁木弾正'''は生涯の当り役とされ、現行の舞台でも、左眉尻の黒子に、三つ銀杏と四つ花菱の文様が衣装に用いられ幸四郎に敬意を表している。又、『菅原伝授手習鑑・車引』の松王の横向きの見得は鼻が高かった幸四郎の特徴を活かして編み出されたものである。
 
新作では四代目[[鶴屋南北]]と提携組み、時代物では『馬盥』の武智光秀のような謀反人、世話物では『[[四谷怪談]]』の直助権兵衛、『謎帯一寸徳兵衛』の大島團七などの悪役を演じた。いずれも冷酷な役どころで、とくに世話物では庶民の生々しい姿を写実的に演じ新しい芸風を確立。その後の歌舞伎に大きな影響を与えた。
 
子に[[松本幸四郎 (6代目)|六代目松本幸四郎]]、養子に[[市川壽美蔵 (3代目)|三代目市川壽美蔵]]がいる。墓所は[[東京都]][[江戸川区]]の大雲寺。
 
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|先代名 = [[松本幸四郎 (4代目)|四代目松本幸四郎]]
|現代名 = 五代目
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