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'''EPROM''' ((いーぴーろむ、{{lang-en-short|Erasable Programmable ROM) }})は、[[半導体メモリ]]の一種で、デバイスの利用者が書き込み・消去可能な[[Read Only Memory|ROM]]である。
 
消去の方式により、[[UV-EPROM]](紫外線消去[[PROM]])、EEPROM(電気的に消去可能なPROM, Electrically Erasable PROM)などがある。[[コンピュータ]]制御機器の試作品や製品をはじめ、[[パーソナルコンピュータ|パソコン]]の[[BIOS|BIOS ROM]]など、多くの機器に搭載されている。近年は、[[フラッシュメモリ]]に置き換わりつつある。
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[[インテル]]が1971年に開発した紫外線を当てることで消去できるPROM。
 
[[電界効果トランジスタ|MOS]]トランジスタのゲートを開放しておき([[フローティングゲート]])、高い電圧で電子をゲートに注入することで書き込みを行う。フローティングゲート上の電子は周囲から絶縁されているので電源を切っても消去されないため、ROMとして用いられる。消去は[[紫外線]]を照射して電子を励起し、ゲートの絶縁膜を通過できるようにして行う。このため、UV-EPROMの[[ICパッケージ (電子部品)|パッケージ]]には紫外線を透過する[[石英ガラス]]製の窓が設けられており、一目でUV消去タイプと見分けることができる。書き込み時の高電圧がシリコンにストレスを与えるため、書き換え可能な回数は凡そ20回前後である。
 
最初のEPROMはIntel 1702Aであり、これはP-MOS構造のため、負電圧が必要など、使いにくいものであった。その後、2716以降、5V単一電源になり、使いやすさが向上した。その後は、ピン配置の互換を出来るだけ保ちながら、容量を増やしたものが提供されている。
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なお、多品種少量生産向けに、パッケージの窓を廃して廉価なプラスチックモールドとし、ワンタイムPROMとした製品もあったが、メモリチップ自体は普通のUV-EPROMであり、プログラミングにはUV-EPROM用のライタ等をそのまま流用できる。
 
そのほか、EPROMをCPUチップに内蔵した製品([[Intel 8048|Intel 8748]]など)もあった。
 
==EEPROM==
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==関連項目==
*[[ROMプログラマ]](ROM(ROMライタ)
*[[マスクROM]]
*[[PROM]]