「異界」の版間の差分

編集の要約なし
編集の要約なし
'''異界'''(いかい)とは、本来は[[彼岸]]、 [[浄土]]、[[黄泉]]、[[来世]]、[[あの世]]などと同じく、人が死後に行くとされているころの意味である。しがし、フィクション作品においては、普通の人間には行くことが出来ない世界、あるいは同じ世界の中にあるにもかかわらず、普通の人が暮らしている社会とは、視点、価値観、環境などが著しく異なっている場所のことを異界と呼ぶことがある。
 
== さまざまな現実社会の中の異界 ==
=== 現実社会の中の異界 ===
==== 刑務所 ====
[[やくざ]]のあいだでは、[[刑務所]]の中に対して、外の社会を[[娑婆]]という。娑婆とは普通の人が暮らしている「この世」のことであるから、刑務所の塀の中を「あの世」つまり異界と見なしているわけである。実際、服役囚たちは、携帯電話もパソコンもつかえず、手紙のやりとりも検閲があるなど、一般社会からは著しく隔離されている。
ビジネスマンから公立高校の校長になった[[大島謙]]は、民間企業の常識が通用しない教育現場を「異界」と表現している。これは教師の立場から見たものだが、フィクションにおいても学校が一般社会から隔離された独自の秩序を持つ世界として(もっぱら生徒の立場から)描写されることが多い。作品によっては、現実にはありえないほど巨大な学校([[蓬莱学園]]が代表例)や、全寮制などで一般社会との接点が限りなく少ない学校が舞台になることもある。
 
=== 宇宙 ===
無重力・真空の宇宙空間や、地球とは環境が全く違う別の[[惑星]]など。
 
=== 電脳空間 ===
[[サイバースペース]]とも呼ばれる、コンピュータネットワークの中に存在する世界。
 
=== 過去または未来 ===
現代とは社会体制や文化が異なる別の時代。過去の場合、主人公たちがその時代についての知識を持っていればある程度対処できる一方、不用意な行動によって[[タイムトラベル|タイムパラドックス]]を発生させてしまう危険も伴う。
 
=== 異次元の世界 ===
現実世界と大きくかけ離れた(しかし、往々にして現実世界と密接な関係にある)世界。いわゆる「魔法の国」などがこれにあたる。
 
=== 並行世界 ===
[[パラレルワールド]]とも呼ばれる、似ているけど何かが違う世界。理論的には無数に存在し、主人公たちにとっての本来の世界もその一つに過ぎない。
 
=== 精神世界 ===
特定の個人の心や夢の中の世界。当人の意思、または無意識にイメージしたものがそのまま現実化するといった描写をされることが多い。
 
=== 霊界 ===
死後の世界(すなわち本来の意味での異界)や、神々の世界など。
 
匿名利用者