「無伴奏チェロソナタ (コダーイ)」の版間の差分
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{{クラシック音楽}}
作品全体を通して[[調号]]は明記されていないが[[ロ短調]]を主調とし、3つの[[楽章]]から成る古典的な[[ソナタ]]の構成に従っている。第2ページの冒頭に、フランス語と[[楽譜]]によって、G線とC線を半音下げて調弦するよう(本来C-G-d-aに対しH¹-Ges-d-a)に指示されており、しばしば[[スコルダトゥーラ]]を用いた作品の例として言及される。
また、左手の[[ピッツィカート]]や[[重音奏法]]、急速な[[トレモロ]]などの超絶技巧を駆使した難曲として知られているが、これらは単に演奏技巧を誇示するにとどまらない。[[チェロ]]を通常の[[擦弦楽器]]としてだけでなく、[[撥弦楽器]]や[[打弦楽器]]としても利用することで、華麗で斬新な効果と交響的な印象をもたらし、結果的にチェロという楽器から[[音色]]のかつてない広がりを引き出すことに成功している。チェロはまた、[[ハープ]]や[[バグパイプ]]、[[太鼓]]、[[ターロガトー]]、[[ツィンバロン]]といった民族楽器を模倣しており、作品は民族舞曲[[ヴェルブンコシュ]]の様式を踏まえている。
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* [[クサヴィエ・フィリップス]]
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[[fr: Sonate pour violoncelle seul (Kodály)]]
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