「齢構成」の版間の差分

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== 年齢構成 ==
[[ヒト]]の場合、集団の性質を知る方法の一つとして、それぞれの集団を構成ずる人間を[[年齢]]で分け、その割合を示すという方法がある。十年刻み程度にして、各年代の人口に占める割合を[[ヒストグラム]]として表示するのがよく行われる(→[[人口ピラミッド]])。これを男女別にして、それぞれを背中合わせに表示するのが通例で、縦に積み上げる形で表示すれば、上に向けて狭まった形の図形が現れる。上が狭まるのは、[[生理的寿命]]に近くなればどんどん死亡して、人数がなくなるからである。それより下の形は、国によって大きく異なり、それぞれの特徴が現れる。
 
一般には衛生状態のよくない国では、[[幼児死亡率]]が高いため、最低年齢層から若年層の間に人数が大きく減り、その後は年齢が進むにつれて次第に人数が減るのでグラフの見かけは[[ピラミッド]]形となる。衛生状態のよい国では、高年齢層までは人数がさほど変わらず、その後急に減少するので、[[釣鐘]]型になる。いずれにせよ、年齢構成がある程度安定した国では、年齢層が高いほど人数が少なくなる。日本の場合、高齢化と[[少子化]]のため、低年齢層がむしろ少ないことになるが、このような状態は安定したものとは見なせず、やがて年齢構成に大きな変化が生じることが予見できる。