「多足類」の版間の差分

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下位分類
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|門 = [[節足動物門]] [[w:Arthropoda|Arthropoda]]
|亜門 = [[多足類|多足亜門]] [[w:Myriapoda|Myriapoda]]
|下位分類名 =
|下位分類 =
* ムカデ上綱 [[:w:Opisthogoneata|Opisthogoneata]]
** [[ムカデ綱]](唇脚綱)[[:w:Chilopoda|Chilopoda]]
* ヤスデ上綱 [[:w:Progoneata|Progoneata]]
** [[コムカデ綱]](結合綱)[[:w:Symphyla|Symphyla]]
** [[エダヒゲムシ綱]](少脚綱)[[:w:Pauropoda|Pauropoda]]
** [[ヤスデ綱]](倍脚綱)[[:w:Diplopoda|Diplopoda]]
}}
 
'''多足類'''('''たそくるい''')は、[[動物界]][[節足動物門]]'''多足亜門'''に属する[[動物]]の総称。多足類は類縁が薄いとされていた唇脚類(ムカデ綱)、結合類(コムカデ綱)、少脚類(エダヒゲムシ綱)、倍脚類(ヤスデ綱)を便宜的に結びつけた通称と考えられたこともあったが、現在ではこの4者には明らかに類縁関係があると考えられている<ref>小野展嗣 「4.多足亜門」 『節足動物の多様性と系統』 石川良輔編、岩槻邦男・馬渡峻輔監修、裳華房、2008年、276-296頁</ref>。
 
== 特徴 ==
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成長につれて体節と歩脚が増えるが、[[ムカデ綱]]の整形類(オオムカデ目、ジムカデ目)では卵中にて[[変態]]が完了し、自由生活のステージにおいては増節変態はみられない。
 
3対の歩脚をもったステージが散見し、[[昆虫]]と類縁関係があるものと考えられている。
 
3対の歩脚をもったステージが散見し、[[昆虫]]と類縁関係があるものと考えられている。
ムカデ綱とヤスデ綱には大型種が含まれるが、エダヒゲムシ綱とコムカデ綱は小型種である。小型のものは、[[土壌動物]]として生活するものが多い。
 
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== 分類 ==
* '''多足亜門'''
** ムカデ上綱 Opisthogoneata
*** [[ムカデ綱]](唇脚綱)Chilopoda:ムカデ、[[ゲジ]]