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Tetsu1014 (会話 | 投稿記録)
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上記のような基本原則でも個々の漢字においては判断に悩む場合がある。このような漢字の筆順にはいくつかの流派があり、例えば筆を動かす距離が最短になるように運筆の負担を減らすことを追求するか、他の類似した字形との整合性を持たせて記憶力の負担を減らすことを追求するかで筆順は変わってくる。大量の漢字を覚えることを目的にする教育の世界なら漢字全体で整合性を求めるのがよく、字の美しさを追求する書道の世界では1字1字、運筆の滑らかさで筆順を決めるのがよいだろう。また[[明]]の『[[字彙]]』のように『[[説文解字]]』の字源を根拠にして筆順を決めるものもある。例えば「右」と「左」で筆順が異なるのは篆書の字形に由来している。。
 
日本の[[教育漢字]]881字の基本的筆順の根拠とされる『筆順指導のてびき』([[1958年]])では、字源を根拠にしたものがあるのに加えて[[行書]]の筆順との統合を図ろうという意図が見られ、少々複雑な筆順体系となっている。なお、中華人民共和国の筆順とは異なっている。現代の[[中華人民共和国]]では[[1999年]]に国際文字コード約20000字に定めた標準的な筆順は全体の整合性を重視して統一されている
 
== 関連項目 ==