「クロムアルベオラータ」の版間の差分

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しかしクロムアルベオラータ仮説には批判も寄せられている。ここではBodył (2005)に従ってその要点を列挙する。
 
*[[細胞内共生説|細胞内共生による[[オルガネラ]]はそんなに珍しい現象ではないのだから、紅藻由来の共生だけが1回である必然性はない。
*:プロテオバクテリア由来が1回([[ミトコンドリア]])、シアノバクテリア由来が2回(一次共生の色素体と''Paulinella chromatophora''の色素体)、[[緑藻]]由来が3回([[ユーグレナ藻]]、[[クロララクニオン藻]]と一部の渦鞭毛藻の色素体)、二次共生藻類由来が少なくとも2回(渦鞭毛藻で見られる三次共生の色素体)など、紅藻由来以外のものだけで8回以上起きている。
*色素体の獲得が1回だけとすると色素体の喪失が無数に生じたことになるが、むしろ色素体の完全な喪失のほうが珍しいのではなかろうか。